アニメ批評その892 金色のガッシュベル!!
評価:★★★(チチをもげ!)
概要
雷句誠による日本の漫画作品。
略称は「ガッシュ」「ガッシュベル」。
『週刊少年サンデー』2001年6号から2008年新年4・5合併号(2007年の最終号)まで連載された。単行本は全33巻。
第48回(2002年度)小学館漫画賞受賞作品。全323話。
2017年3月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は2380万部を記録している。
2003年からは『金色のガッシュベル!!』(こんじきのガッシュベル)の名で東映アニメーション製作でテレビアニメ化された。
2022年3月14日からは、続編となる『金色のガッシュ!!2』が各電子書店にて配信される。
あらすじ
モチノキ第二中学校の中学2年生・高嶺清麿は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解するほどの頭脳の持ち主だが、周囲からの嫉妬が原因でクラスに馴染めず、不登校を繰り返す鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、清麿のもとに謎の少年・ガッシュ・ベルが現れた。
彼はイギリスで清麿の父・清太郎に助けられ、恩返しとして日本までやってきた。
ガッシュは過去の記憶を失っており、唯一の所持品は謎の言語で記された赤い本だけだった。
本に記された呪文を読むと電撃を発する力を持つガッシュを危険視する清麿だが、協力して銀行強盗を撃退したことで打ち解ける。
このことを切っ掛けに清磨とクラスメートの関係も改善されるなど、ガッシュの来訪によって清麿の生活は変わり始めた。
やがて清麿とガッシュの前に、ガッシュの赤い本と似た本を携えた敵が次々と現れる。
実はガッシュは、千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた100人の魔物の子の1人だった。
戦いが激化する中、ガッシュは、戦いを強要されていた魔物の少女・コルルとの出会いを機に「やさしい王様」になることを決意。
清麿とともに、王の座を目指していく。
左の黒髪がはIQ180の高嶺 清麿で、右の金髪がガッシュ・ベルです。
本作は「子供向けのギャグアニメ」というイメージをお持ちの方が多いと思うのですが、その通りです。
しかし大人が観てもお楽しみ頂けると思います。
「子供向けのギャグ作はちょっと・・・」とお思いの方もいらっしゃる事でしょうが、本作にはカッコいいシーンも満載です。
そしてバトルモノとして観ても秀逸で、ただのギャグアニメではありません。
金色のガッシュベルOPメドレー
OPを聴いて頂ければ、本作の熱さというか熱量は伝わってくると思います。
◆挿入歌がヤバい
ベリーメロン~私の心をつかんだ良いメロン~
挿入歌のインパクトは他の追随を許しません。
若本さんになんて曲を歌わせてるんだよw
金色のガッシュ - チチをもげ (歌詞付き)
そしてコレ。
本作をご覧になった事が無くとも、この曲を知ってる方は多いはずです。
この曲は遊戯王の城之内役でも有名な高橋広樹さんが歌ってまして、雷句誠先生が作詞しております。
一度聞いたら忘れる事が出来ないほどのインパクトなので、ご存じ無い方は一度聴いてみて下さい。
◆アニメの続編が放送予定
古いアニメなので、作画レベルは高くはないのですが、それが気にならなくなるほどの熱さがあり十分に楽しめます。
ギャグモノは10年も経過したら面白く無くなるのが普通なのですが、本作のギャグは20年近く経った今でも面白い様です。
子供と一緒にみた友人の話ですが、子供は過呼吸になるくらい笑ってたし、友人も普通に楽しめてよかったという話を聞きました。
全150話もあるので本来であればオススメしずらいのですが、今年の3月よりアニメの続編が放送予定です。
「チチをもげ!は知ってるけどアニメは観た事無い」という方は、これを機にご覧になってみては如何でしょうか。
ウマゴンの元ネタもわかりますので是非!
それでは、良きアニメライフをノシ