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アニメ批評その913 後宮の烏

多分echoさんが観てくれてるだろうから〜という理由でスルーしたアニメです。
やはりechoさんがバッチリ観ててくれましたw
という事で、echoさんのレビューとなります。

評価:★★(後宮怪奇ミステリー・設定に慣れるまで時間が掛るけど、引き込まれるストーリー)

概要

後宮の烏は、集英社オレンジ文庫で刊行された白川紺子による日本のライトノベルを原作としたアニメ。

中華風の世界観を舞台に、後宮の奥深くに住む「烏妃(うひ)」と呼ばれる特別な妃と、噂を頼って彼女の元を訪れた皇帝を中心に描くファンタジー。

2022年10月TOKYO MXほかにて放送された。

ナレーションは井上喜久子。

あらすじ

後宮の奥深くに住んでいる、妃でありながら夜伽をしない特別な妃・烏妃(うひ)。

その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。

烏妃の名は寿雪(じゅせつ)。

彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで何でも引き受けてくれるという。

時の皇帝・高峻こうしゅんは、ある依頼のため寿雪の元を訪れる。

二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……。

柳寿雪(りゅうじゅせつ)
本作の主人公で当代の烏妃。
夜明宮で人と関わることなく暮らしている。不思議な術を使う。

夏高峻(かこうしゅん)
廃太子だった過去を持つ、若き皇帝。
穏やかな気質で何事にも動じず、あまり感情を表に出さない。

衛青(えいせい)
高竣に忠誠を誓う宦官。
夏高峻が寿雪に深く関わろうとするの快く思っていない。

九九(じうじう)
飛燕宮の元宮女。素直で世話好き。
今は寿雪の侍女をしている。

女性向けライトノベルのアニメ化です。
中華幻想譚と銘打たれていますが、架空の中華風の国の後宮を舞台に繰り広げられるファンタジー、怪奇ロマン、サスペンスをあつかった作品です。
主人公の寿雪は後宮の一室を与えられて、誰とも交流しない生活をしていました。
烏妃(うひ)と呼ばれる特別な位で、先代の烏妃から引き継いだ不思議な力で、ときどき宮廷内で起きる事件を解決する以外はほとんど部屋からも出てこない、ある意味都市伝説の様な存在です。

そこへ新しく皇帝になった夏高峻(かこうしゅん)が依頼にやってきます。
様々な事件を解決していく中で交流を深めていく2人。
やがて、2人の出会いは歴史を覆す大事件に発展していくといったストーリーです。
後宮を舞台にした物語というと、近年では、ドラマ化された「大奥」や、最近アニメ化が決まった「薬屋のひとり言」など圧倒的な女性人気に支えられてヒット作が数多く出ています。
今作も集英社オレンジ文庫の看板作品で、原作小説は120万分を超えるヒット作です。
中華風で後宮ものということもあり、専門用語が多く、人物名も中華風になっているので最初は取っつきにくいのですが、1話完結のストーリーはミステリーや人間ドラマをふんだんに含んでいて面白いです。
寿雪の意外と親しみやすいキャラクター、夏高峻との恋の行方、そしてこの国の謎など気になる要素も増えていって、男性が視聴しても楽しめると思います。
原作は完結していますが、残念ながらアニメ化されたところは序章のみ、大きな謎はその片鱗を見せるのみに留まっています。
ぜひ2期もアニメ化して欲しいところです。

かなり人を選ぶ作品ですが、怪奇ミステリー、後宮ファンタジーが好きな人にはおススメです。
では、良きアニメライフを!

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