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アニメ批評その916 風都探偵

仮面ライダーがアニメ化していた事は知ってたのですが、このアニメだとは知らなかった私です。
そんな無知な私に変わってechoさんがレビューして下さいました。

評価:★★★(仮面ライダー初のアニメ化、原作未視聴でも楽しめる)

概要

風都探偵は、ビッグコミックスピリッツで連載中の漫画を原作としたTVアニメ。

特撮『仮面ライダーW』の続編に相当する内容となっており、サブタイトルのフォーマットもテレビシリーズのそれに準拠している。

仮面ライダーシリーズ初となるアニメ化。

2022年8からU-NEXTにて独占配信。

また地上波でもTOKYO MXなどで全12話で放送された。

原作の『仮面ライダーW』は平成仮面ライダーシリーズ第11作に当たり、2009年テレビ朝日系列で全49話が放映されている。

あらすじ

その街には絶えず風が吹く。

小さな幸せも、大きな不幸も、風が運んでくる。

風の街──風都。

かつて街を脅かした組織「ミュージアム」は、

仮面ライダーたちによって壊滅へと追い込まれた。

だが、組織によって大量生産された危険なアイテム「ガイアメモリ」は各所に散在。

感情吹き荒ぶ風都で密かに流通し、

メモリの力で怪人「ドーパント」へと変貌する者は後を絶たなかった。

やさしさ故に煮え切らない[ハーフボイルド]探偵、左翔太郎。

頭脳派探偵にして彼の永遠の相棒、フィリップ。

二人が所属する鳴海探偵事務所の元には、今日も奇妙な依頼が持ち込まれる。

風の止まった街で暗躍する謎の影。そして現れた魔性の美女・ときめ。

彼女との出会いが翔太郎の運命を変えていく。

翔太郎&フィリップ、二人で一人の探偵で、

仮面ライダーWの新たなる事件が幕を開ける──

いわゆる平成ライダーシリーズの11作目「仮面ライダーW」の続編です。
私は仮面ライダー(特に平成ライダー)はほとんど見たことが無く、特撮も子供の頃に何回か見たことがある程度の完全なにわかですw
風都探偵も「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」を制作したスタジオKAIが担当すると言うので、一応見てみるかという程度で見始めました。

主人公の「左翔太郎」と「フィリップ」は鳴海探偵事務所に所属する私立探偵です。
探偵と言っても「名探偵コナン」の様に難事件を解決する「名探偵」では無くて「探偵物語」の松田勇作みたいな「ハードボイルド探偵」の系譜です。
そして2人で1人の仮面ライダーに変身するバディ物の要素も含んでいます。
ハードボイルドに憧れてハードボイルドになりきれない「ハーフボイルド」の翔太郎と、特殊な存在で知識は豊富だけど人間の気持ちを理解できないフィリップのコンビが魅力的で、原作の仮面ライダーWも非常に人気があったようです。

特にフィリップはデビュー直後の菅田将暉が演じていたのもあって、大人気キャラクターでした。

ストーリーは「ガイアメモリ」と呼ばれる危険な変身アイテムを手に入れてしまった人々が起こす事件を、鳴海探偵事務所の面々が仮面ライダーWになって解決していく。
やがて、裏でガイアメモリをばらまいている組織の存在を知り対決していくと言ったお話で分かりやすく、風都探偵になってからはセクシーなシーンやエグイ描写も増えていて完全に大人向けになった印象です。
私も最初の方は原作未視聴で見てまして、出てくる用語などは分からない時もありましたが、ストーリーが面白くキャラクターも良いのですんなり見られました。
ただ原作を見ている前提で話が進んでいくので、仮面ライダーWを見ていた方がより楽しめるとは思います。
私は途中で我慢しきれずアマゾンPrime Videoで仮面ライダーWを20話くらい視聴したのですが、続編が作られるくらいの人気作なので当然面白かったです。

作画はスタジオKAI制作なので安心して見られますし、風都探偵からの新キャラクター「ときめ」というセクシー担当もいますので、仮面ライダー見た事無いからと敬遠していた方も思い切って見て頂ければと思います。
意外と仮面ライダーに興味を持つきっかけになるかもしれません(沼は深いですがw)
では、良きアニメライフを!

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