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アニメ批評その956 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

今話題の映画で御座います。
評論家からは酷評された本作ですが、世界中で興行収入がドエライ事になってます。
レビュアーは家族サービスを妥協しない男、echoさんです。

評価:★★★★(ゲームの世界をしっかり再現、ひたすら楽しい90分)

概要

任天堂とユニバーサル・ピクチャーズが共同出資、イルミネーションと任天堂が共同製作した3Dアニメ映画。

任天堂のゲーム、スーパーマリオブラザーズを元に作られた映画作品。

今話題の、ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを見てきました。
今作はすでに初動でアナと雪の女王の上回る勢いの興行収入を叩きだしていて、今年最大のヒット作になるのは間違いなさそうです。
マリオの映画は、実は今まで2回映画化されていて黒歴史扱いになっていますw
スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!というゲームの設定を無視したアニメ映画と、スーパーマリオ 魔界帝国の女神というB級ハリウッド映画があるのですが、どちらも惨憺たる結果です(スーパーマリオブラザーズ・ムービーのヒットでちょっと再評価されているのは笑えますが)

そんな中、本家任天堂と「ミニオンズ」などで知られるイルミネーションが満を持して送りだした映画が本作です。
結論から言うと最高でした。

ストーリーはブルックリンに住むうだつの上がらない配管工、マリオブラザーズがブルックリンの地下で「例の土管」を見つけて「きのこ王国」に飛ばされる所から始まります。
そこからはもうおなじみのマリオの世界です。

クッパがスターを見つけて、ピーチ姫と結婚する為にきのこ王国に攻めてくるので、仲間と協力してこれを倒すという分かりやすいストーリー。

今回のピーチ姫はさらわれずにマリオと一緒にバリバリ戦いますけどねw
とにかくこの映画、動きを見ているだけで面白いです、きのこ王国を歩いていくだけで画面がどんどん動きまくっていてわくわくします。
あぁっ、これマリオオデッセイで見たことある!マリオカートのカート選択場面じゃん!とか、あのパイプで移動するんだ!三段ジャンプきた!と一挙手一投足見たことある動きが繰り広げられてマリオの世界にどんどん入っていけます。

ファイアーフラワーとかアイスフラワーはあると思ってたけど、まさか「ねこマリオ」と「たぬきマリオ」も出てくると思わなかったなぁ。
マリオの相棒も、ピーチ姫から始まって、ドンキーコングJr.そして最後はルイージと次々変わっていきますし、任天堂ゲームファンならニヤニヤ出来る隠し要素も満載です(私が一番興奮したのはバルーンファイトの看板です。良く見るといろんな看板があるのでこれから見る方は探してみて下さい。)

じゃあゲームファンじゃないと楽しめないかというとそんなことは無いと思います。
マリオの動きを見ているだけで楽しいですし、ストーリーも王道のハリウッド映画なのでゲームの知識が無くても楽しめると思います。
さすがにマリオを全く知らない人はいないでしょうし、童心に帰って楽しむには最高のエンターテイメント作品です。
私は吹き替え版で見たのですが、声優さんの演技も見事でした。
マリオやルイージの声は、みんな頭の中にこれっていう声があると思うんですよね。そこの解釈違いだけが不安だったのですが、全く問題なかったです。
声優さんの演技もみんなの思い描くキャラクターの声になっていて、素晴らしい演技でした。宮野真守さん良い仕事していた!

映画の評論家からはストーリー性が無いとか、キャラクターの成長が感じられないと酷評している人もいるらしいですが、そんなもん知らん!
とにかく楽しくの精神で作られているので、ゲームが好きな人は是非見に行きましょう!
劇場で子供たちの歓声が上がっても、テーマパークの乗り物に乗った感覚でライブ感を楽しめますし、劇場で見るのがおススメです。

一応★4にしていますが、ゲームファンなら★5を付けてもいいと思います。
これだけヒットして最後に匂わせもあるので、マリオムービー2は間違いなく作られると思います。
それだけではなく、今後ゼルダやカービィなど他の任天堂ゲームのアニメ化もあるかもしれません。
任天堂の世界がどんどん世界に広がっていくことを期待しています。
では、良きアニメライフを!

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