アニメ批評その1094 帰還者の魔法は特別です
評価:★(低予算なのがモロバレなのに2期が決定してるってマ?)
概要
朝: 귀환자의 마법은 특별해야 합니다、英: A Returner's Magic Should Be Special)は、Usonanによるウェブ小説。
2016年9月2日から2019年8月3日までカカオページにて連載された。
また、Wookjakgaによるウェブトゥーンが2018年5月19日からカカオページにて連載されているほか、日本でもデジタル版が2019年7月4日にピッコマにて連載され、紙版が2021年8月20日からKADOKAWAにより発売された。
あらすじ
「影の世界」ーーそれは絶えず世界を侵食し、すべてを黒い霧で覆い尽くそうとする異次元空間。
世界を救う方法はただ一つ、浸食が進む前に「影の世界」を「攻略」すること。
人類は幾度もその脅威を乗り越えてきたが、10年前に発生した最悪の災害「影の迷宮」はあまりにも強大で、世界は滅亡へと向かっていた。
青年魔法使いのデジール・アルマンは、影の世界で起きた戦争で多くの仲間を失う。
その後、5人の仲間と共に「影の迷宮」最後のボス、流星級破滅竜ボロミア・ナポールをついに倒すことが出来たが、同時にナポールの心臓内部に大量に溜まっていたマナが行き場を失い大爆発。
デジールは死を覚悟し、意識を手放したーーが、気付くと、13年前の魔法学院「ヘブリオン学園」の入学試験当日に戻っていた。
入学試験で、かつての仲間であるロマンティカやアゼストに再会し、思わず声をかけてしまったデジール。
しかし、彼女たちに過去の記憶は無かった。
「二度とあんな絶望は繰り返さない!」デジールは決意を固め、仲間と世界を救うため、影の迷宮による悲惨な結末を回避すべく行動を開始する。
応援アンバサダーがMr.マリックという謎アニメです。
何か凄そうな敵を倒したと思ってたら、倒しきれずに全滅。
気が付いたら13年前に戻ってて、自分以外は記憶が無いとかそんな感じです。
主人公の出汁さんです。
過去の過ちを繰り返さない様に、未来で活躍する予定の仲間達を早めに鍛えておこう!という試みです。
少しは期待していたのですが、正直面白く無かったです。
通常パートの作画は然程悪いとは思わなくも無い気がしないでもなかったのですが、
戦闘シーンの酷さというか、ショボさに関しては擁護のしようがありませんでした。
アニプレックスが絡んでるし、最低限のクォリティーは担保されているのかと思いきや、10年前に放送されてたとしても酷さを感じてしまう出来だったのには失望させられました。
制作会社はぼくたちは勉強ができないを制作したアルボアニメーションで、2年ぶりの作品でした。
製作協力という面においても最近はロクに活動していなかった様なので、ここ2年は何をやってたん?といった感じなのですが、仕事の無い会社に低予算で無理めな仕事を押し付けた感がビンビンに感じられます。
◆あざといショタは嫌いです
女性キャラ以上に推されていたショタですが、あざと過ぎてちょっとひいてしまいました。
この子が人気キャラであれば良かったのでしょうけども、特にそういった事はありませんので、ショタキャラ推しにしたのは失敗だったかもしれません。
◆2期の制作が決定している
別にストーリーが悪いとは思わないのですが、見せ場となる戦闘シーンの酷さが目について駄作と言わざるを得ません。
制作している側も分かってるとは思うのですが、令和の時代に放送して良いレベルではありません。
それなのに2期の制作が決定しているそうです。
別作品の抱き合わせで余った予算で適当に制作されたとしか思えない出来であり、本作を面白いと感じてしまった方は、作画が良いと言われている有名作を観た方が良いかもしれません。
ファンタジー系のバトルモノは数が豊富で戦闘シーンに力を入れているアニメが多数ありますし、この程度のアニメを視聴するのは時間の無駄というレベルで、私だってレビューを書かないんだったら3話までに視聴切りしてます。
ストーリーや設定を評価している方は、作画や表現方法がそれに見合っておりませんので、怒った方が良いと思います。
私の中では今期ワースト2という評価であり、2期の方にも期待はしておりません。
ワースト1はかなりぶっちぎりで酷いアニメだったで流石にそこまででは無いのですが、こんなゴミアニメを2クールもヤル必要は無いと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ