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アニメ批評その1007 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦


echoさんが劇場まで脚を運んで、レビューを書いてくれまんた。

評価:★★★★(アニメハイキューの集大成、もっと見ていたいと思わせる映画)

概要

『ハイキュー!!』は『週刊少年ジャンプ』に連載されていた高校バレーボールを題材にした漫画を原作としたアニメ。

コミックスはシリーズ累計発行部数6000万部を突破している。

テレビアニメは第4期まで制作され、アニメ版からOVA・コンシューマゲーム・トレーディングカードゲーム・劇場アニメなどに派生した。

また「8(ハ)1(イ)9(キュー)」の語呂合わせから、8月19日を「ハイキュー!!の日」として日本記念日協会に申請し、正式に記念日として登録されている。

2022年『ハイキュー!! FINAL』と題して、テレビアニメの続編となる劇場アニメ二部作の制作が発表された。

第1部は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』のタイトルで、2024年2月16日に上映開始され、初動22.30億円という成績は『名探偵コナン 緋色の弾丸』の初動22.18億円を上回り、歴代映画のオープニング週末興収ランキング(国内)第4位に入った。

4期までTVアニメ化されたハイキューの続編が、劇場版アニメとして帰ってきました。
完全にアニメ4期の続きで、原作でも屈指の人気エピソード烏野vs音駒「ゴミ捨て場の決戦」のアニメ化です。

アニメ1期から因縁のライバルとして、何度となく練習試合を重ねて来た音駒高校との初の公式試合であり、主人公日向が初めて出来た他校での友達、孤爪研磨との「もう一度がない試合」が描かれていきます。

ハイキューの主人公は烏野高校の日向ですが、今回の映画の主人公は音駒高校の研磨です。

日向のライバルでありながら、根性論や疲れる事が嫌いでゲーム好きの頭脳派、相手を研究しじわじわと追い詰めていくのが得意と、身体を動かすのが大好きな日向とは対照的なキャラクターです。

そんな研磨が黒尾に誘われてバレーボールを始めて、日向に興味を持って段々とバレーにハマって行く様子を回想を挟みながら描いていきます。

作画や効果音も素晴らしく、実際に試合を見てるかの様な臨場感、スピード感で描かれていて、見ているとどんどんとの試合にめり込んでしまいます。

特にクライマックスでの一人称視点はアニメならではの表現で、これだけでも映画館で見たかいがあったと思える映像でした。
当然、スポーツの試合ですから決着がついて、勝敗が決まるわけですが、この映画のクライマックスはそこではありません。
試合を楽しみ、ずっと続けていたいと思える時間を共有する瞬間。

疲れて早く終わって欲しいと思う気持ちとは裏腹に、それでももっと続けたいもっと楽しみたい、そんな主人公たちとシンクロしアニメを見ている観客も、もっとこの試合を見ていたいと思わせてくれるような映画でした。
ハイキューの集大成としてのこれ以上ない映画だったと思います。

できれば、アニメ4期まで見てから見に行った方が楽しめるのは間違いありません。
しかし、ハイキューの1期だけ見たとか、漫画を序盤だけ読んだと言った人でも楽しめる様に出来ているので、気になった人はとりあえず見るのをおすすめします。

今作はすでに興行収入40億を突破していて、おそらく100億を超えて今年のランキング上位になる映画だと思います。
映像も音響も映画館で見る価値のある作品ですので、是非劇場でご覧になって下さい。

ハイキューファイナルシーズンとして、もう一作映画化が決定しています。
次の映画もぜひ見に行きたいと思います。
では、良きアニメライフを!

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