アニメ批評その1022 道産子ギャルはなまらめんこい
評価:★★(北海道弁がアカンのん?)
概要
伊科田海による日本の漫画作品。
北海道北見市を舞台に東京から引っ越してきた男子高校生といわゆるギャルで道産子の女子高校生の交流を描くラブコメディ。
『少年ジャンプ+』(集英社)にて、2019年9月4日より連載中。
北海道弁で「なまら」は「たいそう」「非常に」、「めんこい」は「かわいい」「かわいらしい」の意。
2023年4月時点で単行本の累計発行部数は50万部を突破している。
伊科田は「北見の人なら思わず笑みを浮かべてしまうような作品になったと思います」「キャラクターを通し、自分が感じている地元北海道の魅力を少しでも感じてもらい、一人でも多くの人が北見や北海道を訪れるきっかけになれば」と語っている。
あらすじ
東京から北海道北見市に転校してきた男子高校生の四季翼は、クラスメイトでギャルの冬木美波と出会い、いつしか彼女から目が離せなくなってしまう。
当初は美波を苦手なタイプだと思っていた翼であったが、素直で心優しい彼女に惹かれていることを自覚する。
美波との仲が急接近する中、翼はクラスメイトの中に自分の好みぴったりである秋野沙友理がいたことを知る。
紆余曲折の末、三人はスキー教室を経て行動を共にするようになり、次第に恋愛を意識するようになっていく。
一方、祖母から「期末テストで10位以内に入らなければ東京に返す」という条件を突き付けられ、隣に住んでいる一つ年上の先輩・夏川怜奈に勉強を教えてもらうことになった翼は、歴史好きの彼女と和服デートをすることになり、それをキッカケにして距離を縮めていく。
道産子ギャルはなまらめんこい - Wikipediaより抜粋
TVアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』ノンクレジットオープニング映像 ♪オーイシマサヨシ「なまらめんこいギャル」
まず最初に言いたい事は、OPを謳ってるのが大石さんで面食らいました。
私は大石さんの大ファンですが、まさかラブコメのOPを歌われるとは思って無くて、嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。
さて、本作の内容はこの童貞丸出しの真面目くんを、
あやねる演じるこのエロそうなギャルが誘惑する物語です。
その内都合の良さそうな女や、
初見から好感度MAXの先輩などが登場します。
私としては「北海道の生活は大変そーだなぁ」くらいの感覚でそれなりに楽しみながら視聴させて頂いたのですが、世間の目は厳しく、本作の人気も正直微妙でした。
本作に対して様々な批判意見を目にしましたが、その中で最も多かったのが、
「キャラデザが微妙」
「北海道弁が微妙」
といったご意見でした。
キャラデザに関しては確かに今風のモノでは無いと感じましたが、然程悪くは無いのでは?というのが私の感覚です。
悪く無いというだけで良くはないのですが^^;
北海道弁に関してはイントネーションがおかしいという話では無く「そんな方言誰も使ってねーよw」というモノでした。
原作者の方は北海道北見市出身なのでエアプという事は無いと思うのですが、そもそもアニメのキャラは見た目もですが、語尾や仕草がおかしいのは当たり前の事で、キャラ付けのために方言を使うキャラなんて数えきれないほどおります。
異世界で関西弁を使うキャラがいる事を鑑みれば、こんな事に難癖をつけるのはどうかなー?と思うのですが・・・
厳し過ぎやしませんかね^^;?
童貞感が隠せない主人公くんはお勉強が出来る他、ピアノが弾けて恥ずかしい台詞を照れる事無く言える素敵な男子です。
ラブコメは主人公の好感度が重要なので、この点は高く評価してます。
本作のメインヒロインは非常に叡智な体つきをしており、主人公との距離も近いのですが、叡智なシーンは殆どありませんので、そこを期待して視聴すると肩透かしを食らいます。
ちなみに私の推しはヒロインのママです。
これも個人的な話にはなってしまうのですが、あやねるは悪助役が似合うと思っておりまして「可愛そうな子をイジメるあやねるに性的な興奮を覚える」という私の性癖は別として、本作においてもなんかあやねるが浮いてるというか、伸び伸びと縁起が出来ていない様な錯覚に陥ってしまいました。
本作を視聴なさった方のご感想も聞かれば嬉しいです。
ふわっとした解説となりましたが、私は割と好きだったけど世間の評価は低かったという事をご認識頂ければと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ