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アニメ批評その42 SHIROBAKO

評価:★★★★(業界の大変さがちょっとわかる)


概要

キャッチコピーは「アニメーション業界の今が、ここにある」

題名の『SHIROBAKO』は、制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープを指す映像業界の用語である「白箱」に由来する。

白箱は作品が完成した時に関係者が最初に手にすることができる成果物であり、本作は白箱の完成を目指して日々奮闘するアニメ業界の日常を、5人の夢追う若い女性を中心に描いた群像劇である。

SHIROBAKO - Wikipediaより抜粋


アニメはこんな感じで創られている
アニメ業界はこんなにも大変
そんな事がちょっとだけわかるアニメです。


こういった作品は作中で説明が疎かだと伝えたい事が視聴者に伝わらなかったり、逆に説明が長すぎるとつまらなくなってしまいがちです。
本作は説明らしい説明は少ないのですが、何となく「なるほど」と思える描写が多く、非常の勉強になるアニメだと思います。

女の子は総じて可愛いです。
男性キャラも最初は嫌な奴だなぁと思った人でも最終的には好感が持てる様になっております。
というか、実在する人物をモデルにしている部分もあり、
「あ!この人はエヴァンゲリオンの庵野監督じゃん!」
と気づく面白さなどもあります。
所々リアリティーに欠けるシーン(カーチェイスとか)があるのですが、これは本作がリアル過ぎる為にあえて入れたシーンなのではないか?と勘ぐっております。


為になる事や好きな事の知識が得られる作品は、とても素敵だと思ってます。
もしかしたらこの作品を楽しめない方もいらっしゃるかもしれませんが、本作を全て視聴すればアニメを1本制作するのがどれ程大変な事かがわかります。
その上で私は駄作をディスります。
どんな駄作も制作に携わってる方々の大半は物凄い苦労をして頑張っていると思います。
だからといって駄作を駄作と指摘しないという事は、今後も不幸な作品が量産される結果となります。
実績のあるアニメーション制作会社でも監督でもアニメーターでも、しょーもない駄作を創ってしまう時があります。
どう考えても出版社との付き合いで創りたくもない作品を創るハメになったり、時間や予算が無いのが原因だと思います。
アニメの制作依頼をする方も高確率で人気が出そうなものに潤沢な予算と時間を使うべきであって、一か八かでアニメは創ってはいけないのだと思います。


アニメの制作数は今の1/3位に減った方は色々と健全になる気がします。
100時間以上残業して手取りが20万いかないというアニメーターの方は今は夢や希望を抱いて頑張れてるかもですが、10年後も同じ様に頑張れているという保障はありません。


過去に私がブログで個人名を出して批判したアニメ関係者ですが、皆実績のある方ばかりです。
そんな方々ですら雑な仕事をせざるを得ないアニメ業界は、今のままでは世界に向けて発信する前に業界が縮小してしまう気がします。
結果的にクォリティーが落ちて縮小してしまうのではなく、クォリティーを維持、または向上させる為の縮小をするべきではないでしょうか。


SIROBAKOの話をしていたはずなのにめちゃくちゃ脱線してしまいました。

矢野さんが可愛いのです。
あと作画レベルもかなりのモノです。
SIROBAKO面白いので、是非観て下さい!


それでは、良きアニメライフをノシ

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