アニメ批評その101 魔法少女育成計画
評価:★★★(えげつない)
あらすじ
人気ソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」には、プレイヤーの数万人に一人を常人離れした身体能力と可憐な容姿、人間にはない特殊能力を持つ「魔法少女」にする力があった。
しかし、名深市に16人もの魔法少女が密集したことにより、その土地の持つ魔力が不足するため魔法少女を半分の8人まで削減することを運営側が宣言した。
突然の事態に戸惑いながらも目標をこなしていく魔法少女達。
しかし間もなく選抜試験は「脱落者は命を奪われる」死のサバイバルゲームであることが発覚し、生き延びるために協調を訴える者、他者を蹴落とさんと暗躍する者、自らを犠牲に隣人を守る者、様々な思惑が絡み合い魔法少女同士による殺し合いが始まる。
原作を知らなかった私は可愛らしい魔法少女達の成長物語なのだと思って視聴した訳ですが、めちゃんこえげつない殺し合いを見せつけられました。
まどマギの頃からなのですが、私が気に入った魔法少女は最初の方に死んでしまうというジンクスがあるのですが、本作でも同様にえげつない死に方をしてました。
本作の見どころは残酷なシーンというよりかは、女性の怖さを味わえるという所だと思います。
めちゃんこ強い子が生き残るのかと言えばそうではなく、正々堂々戦ったのは数戦で基本不意打ちや騙し討ちなどが多かったと思います。
一番強い子の能力はチート級なのですが、
「それは卑怯だろw」
という方法で抹殺してたのはある意味笑えました。
ちなみに魔法少女の中の人は少女で無い方がおります。
アラフォーの主婦や男の子なども変身すると魔法少女になります。個人的には興奮する設定です
まどマギ以降魔法少女達がガチで戦う作品が急激に増えた気がしますが、本作はその中でも一番えげつないと思います。
登場人物の生存の割合とか、戦い方とか他の作品と比べレベルが2段階位高い感じです。
強い子と弱い子の戦闘力の差が圧倒的なのですが、誰が生き残るのか予想しながらご視聴頂ければと思います。
視聴前に描いてたイメージを裏切られつつも、とても楽しく視聴出来た本作ですが、不思議と2度3度と視聴しようという気は起きませんでした。
それ位凄惨な内容です。
取り合えず観てみて下さい(マジでえげつないっス)
それでは、良き魔法少女ライフをノシ