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アニメ批評その112 蒼天航路

評価:★(原作の素晴らしさを表現出来ず)


原作は、曹操を「最も人に興味を示した英雄」として主人公に据え、新しい解釈のもとで三国志の世界を描いた長編大作です。
長編大作のはずがアニメの方は不人気で、中途半端な所で中途半端な終わり方をしております。
何故人気が出なかったのか?と聞かれれば、作画や表現方法に原因があると思います。

これはかの有名な呂布奉先なのですが、こうして見るとそんなに作画は悪く無く見えます。

原作の呂布です。
これだけ見ると原作超えてね?と思いますが、

この熱さ!
画力の問題じゃないんです。
原作の蒼天航路には、得体のしれない熱さがあるんです。
アニメ版の蒼天航路からはそれが全く伝わってきませんでした。
呂布の最後の方のシーンは、原作以上に力を入れて表現されている様にも見えましたが、元々の表現方法が宜しくなかったというか、原作の良さが継承されてなかった為、いくら尺を伸ばして力を入れても心には響きませんでした。
原作未読の方からは「それなりに楽しめたが、何故あんな中途半端な所で終わってしまったのか?」という評価を多く目にしております。
その理由は先にも述べた通り「原作の良さが伝わってこない作品だから人気が出なくて打ち切りになった」という事でしょう。


とはゆえ、他の制作会社が手掛けたら成功したかどうかはわかりません。
原作は素晴らしい作品ではあるものの、かなりクセがあるというか一風変わった作品であると私は思ってます。
漫画だからこそ、あの独特な感じの作品が表現出来たんじゃないかな?とも思うので、アニメの制作をしたマッドハウスの怠慢だとは思ってません。
散々「かなりクセがある」とか「独特な感じ」とか書いちゃいましたが、私は原作の大ファンです。
三国志系の作品では最も好きです。


まとめ
・アニメ版の蒼天航路は微妙な上に中途半端な所で終わっている
・原作の漫画版は人を選びそうな作品ではあるが名作だと思う


以上です。
それでは、良きアニメライフをノシ

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