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アニメ批評その118 PSYCHO-PASS サイコパス

評価:★★★(ヤベー奴だらけ)


ストーリー設定

舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」が導入された西暦2112年の日本。

人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。

その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。

そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行っていた。

本作品は、このような時代背景の中で働く公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く。

第2期は第1期終了時点から1年半後から始まり、シビュラシステムと公安局に攻撃をしかけてくるシステムに認知されない犯罪者を追うことになる。


近未来SFアクション!
と言えば聞こえは良いのですが、タイトル通りサイコな方ばかり登場します。

こちらはTV版1期の主人公(ヒロイン)の常守さんですが・・・

2期では笑みが消えて、

劇場版では得も言えぬ表情となっております。


何が悪なのか?
誰が味方なのか?
何を信じて戦えば良いのか?
常守さんは謎を解きつつ、悩みつつ戦います。

本作で登場する警察が使うメインウエポンのドミネーターです。
この武器は相手の犯罪係数によって威力が増し、凶悪な犯罪者と見なされた時は凄い形に変化します。
犯罪者の定義は犯した犯罪ではなく、犯罪係数の測定により「犯罪を犯しそう」という決めつけで逮捕されてしまうという恐ろしい設定です。
作中で殺人を犯しても犯罪係数が低いからという理由で逮捕されない人もおりますし、警察官でも犯罪係数の高い人と関わったが故に犯罪係数が上がってしまったりと、とても悩ましいエピソードがあります。


見る人によっては主人公サイドよりも敵(?)と思われる勢力の考え方の方が正しいんじゃないか?と思える作品で、私も視聴した後に色々と悩みました。
結局この作品は面白いのか?と自問自答してみましたが、結論としては「面白い」に行き着きました。
・全体的にカッコいいと感じた
・作品に物凄い奥深さを感じた
・常守さんの成長を見るのが楽しかった
主な理由はこんな所です。

アニメの第3期も来月から始まります。
実は2期は1期よりもクオリティがちょっち低かったのですが、3期には期待したいと思ってます。


それでは、良きアニメライフをノシ

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