アニメ批評その120 ダンベル何キロ持てる?
評価:★★★(マッスル)
あらすじ
食べることが大好きな皇桜女学院の女子高生・紗倉ひびきは友人の上原彩也香から最近太り気味であることを指摘される。
ダイエットのために一念発起したひびきが近所に新しく出来たシルバーマンジムの見学に行くと、そこには同じ学校に通う優等生の奏流院朱美も見学に訪れていた。
シルバーマンジムはボディビルダーやプロ格闘家が集う本格的な筋力トレーニングジムだった。
筋肉フェチの朱美は喜ぶが、ひびきは怖気づいてやめようとする。
そこへ一見爽やかイケメンだが体がゴリマッチョのトレーナー街雄鳴造があらわれる。
街雄に心惹かれたひびきはジムに入会。
コスプレが趣味の教師立花里美、ロシアからの留学生ジーナ・ボイドも仲間に加わり、彼女たちと共に筋トレの世界にのめりこんでいく。
2019年の秋アニメでは最も面白いと感じた作品です。
ただ面白いだけではなく、観れば健康について考えさせられるというとても為になるアニメです。
主人公のひびきちゃん
1日に6食も食べるフードファイターじみた大食らいで、サンドバッグやパンチングマシーンを破壊してしまうほどのハードパンチャーですが、運動神経がある訳ではなく鍛えても痩せられないという悩みを抱えております。
ちょっとバカな所が可愛いです。
朱美ちゃん(cv.雨宮天)
文武両道・才色兼備の優等生で、モデル顔負けのスタイルの持ち主ですが、超重度の筋肉フェチです(好みの部位は大胸筋)
筋肉が絡むと普段とは比べ物にならないほど人が変わる変態です。
彩也香ちゃん(私の推し)
アクション映画マニアで、実家はボクシングジムです。
高い動体視力と運動神経の持ち主で、特に腹筋は鍛えられてます(素敵です)
ロシア人のジーナ・ボイドちゃんです。
戦闘力が高く、アームレスリングもかなりのモノです。
ロシア語と日本語を話せるバイリンガルで、運動神経もいい美少女ですが面白枠です。
婚期を焦るアラサーの立花先生です。
コスプレが趣味で「百合亞リコ(ゆりあ リコ)」のコスプレネームで活動する人気コスプレイヤーで、限りなくエロ寄りの自作衣装で各種イベントに参加しております。
ジムのトレーナである爽やかイケメンの街雄さん・・・
ですが、
首から下はゴリマッチョです。
基本ギャグ路線ですし、
作中でも言われてる事ですが、無駄にエッチに見せるシーンも多いです。
ですが、
効果的なトレーニング方法を随所で教えてくれるのは、非常に有難かったりします。
あと面白いのは、
顔芸と、
パロディネタの多さです。
私はケンガンアシュラ(原作者が同じ)ネタの呉先生が好きです。
2019年秋アニメの覇権と呼ぶに相応しい、素晴らしい作品だったと思います。
最後に、主人公のひびきちゃん役を演じたファイルーズあいさんのご尊顔はコチラ↓
エジプト人と日本人のハーフで、新人声優です。
最初「ファイルーズあい」と聞いた時は「誰?」と思いましたが、新人離れした素晴らしい演技力の持ち主で、今後スターになる可能性を秘めております。
アニメの2期もですが、ファイルーズあいさんの今後の活躍に期待したいと思います。
それでは、良きマッスルライフをノシ