アニメ批評その264 涼風
評価:★(原作は好きでしたが)
あらすじ
広島県に住む少年・秋月大和は、中学卒業を機に目的もなく東京の高校への進学を決めて単身上京。
叔母の営む銭湯付きの女性専用マンションの一室に住みはじめる。
入学直前の学校を訪れた大和がそこで出会ったのは、高跳びをする綺麗な女の子だった。
原作の漫画はラブコメ作品では有名な瀬尾公治先生で、当時は人気がありました。
王道的なラブコメ作ですが、アニメ化は失敗です。
少年マガジン作品のアニメにはお金を出し渋る講談社にしては、まともな作画でしかも全26話です(大体12話)
それなりに期待された作品だったのだと思います。
何が酷かったかって、ヒロインの演技力です。
朝比奈 涼風役を演じた三橋加奈子さんはHUNTER×HUNTER(第1作)のキルア=ゾルディック役を演じた事がありますが、ちょっと声優としての力量が残念過ぎたのではないかと思います。
もうその時点で興ざめです。
更に、
COACH - START LINE "スタートライン" 【DATSgroup】 Translated
アニメ付きのOP映像が見つからなかったので、原曲のPVでご容赦下さい。
この曲がアニソンとしてウケると思ったのでしょうか。
何かしらのしがらみがあったにせよ、余りにも酷すぎます。
放送は2005年なのですが、OPを飛ばして無音で観ると
「あーこのシーンはこうだったなぁ」
と懐かしめたのですが、普通に音アリで視聴するとえも言えぬ怒りが込み上げてきました。
原作は今読んでも面白い漫画です。
それだけにアニメの失敗は本当に残念です。
作画面が悪く無かっただけに特に・・・
ちなみに今動画サイトで「涼風」と検索すると、
ぞいの方ばかり出てきます。
それでは、良きアニメライフをノシ