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アニメ批評その358 殺し屋1 THE ANIMATION EPISODE.0

評価:★(続編が観たい)


皆さんは「殺し屋1」という作品をご存じでしょうか?
原作は漫画なのですが、あらすじをwikiから引用してきますね。

殺し屋「イチ」を擁する歌舞伎町のハグレ者グループと「垣原」率いる暴力団・安生組との攻防、そしてイチと垣原の異常性愛者同士の邂逅を描く。

欲望が渦巻く街、新宿歌舞伎町。この町にある、入居者の8割が暴力団関係者という危険な集合住宅(通称・ヤクザマンション)が物語の中心となる。

様々な理由で組織を破門されたハグレ者たちを率いる謎の男「ジジイ」は仲間たちとともに、ヤクザマンションで最も恐れられる武闘派暴力団「安生組」の壊滅を計画。

殺し屋「イチ」を使って組長の安生芳雄を殺害し、組の資金である3億円もの大金を奪う。

「イチ」こと城石一はジジイがマインドコントロールによって殺し屋に仕立て上げた22歳の青年で、普段は気弱な性格だが学生時代にいじめを受けたトラウマが蘇ると子供のように泣き喚きながら相手を惨殺する「泣き虫の殺し屋」だった。

安生組の若頭である「ピアスのマー坊」こと垣原雅雄は、暴力と拷問を用いた執拗な追跡により組長を消した犯人がジジイ一派と殺し屋「イチ」であるという事実を突き止め、彼らへの報復を誓う。

抗争に巻き込まれることを恐れたヤクザたちは次々にヤクザマンションから離れていくが、真正のマゾヒストである垣原は逆にイチの持つ残虐性に惹かれ、いつしかイチが自分の前に現れるのを待ちわびるようになる。

一方、イチは人を傷つけることに迷いを覚え始め、暴力の世界から遠ざかろうとするが、様々な出会いを通じて、人が痛めつけられる様子を見て性的興奮を感じている自分がいることに気付く。

やがて究極のサディストであるイチと究極のマゾヒストである垣原の二人は、ヤクザマンションで出会い、殺しあうこととなる。

殺し屋1 - Wikipediaより

こんな感じですw
この作品の変態性とエグさはかなりのモノで、

実写化もしております。
で、今回ご紹介するアニメ版ですが、

これだけ見ると原作のファンの方は「絶対観たい!」と思うに違いありませんが、残念な事に垣原さんは開幕の数分しか出てきません。
タイトルに「EPISODE.0」と付いてる通り、イチが出来上がるまでのお話となっております。

2002年に制作されたOVAです。
50分という短い時間なのに、無駄にOPとEDが長く作画もかなり残念な感じです。
更に精神に来る演出多数で、コアなファンの方で無いとお楽しみ頂くのは困難だと思います。


原作はかなりグロいのですが、超面白いので是非読んでみて下さい(グロいけど)
原作ファンの私としてはアニメの続編を希望しますが、これはもう最初から作り直した方が良さそうな気がします。
ちょっと厳しいとは思いますが、希望は捨てないでおきます。


それでは、良き変態ライフをノシ

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