アニメ批評その531 グラップラー刃牙
評価:★★★(原作は超えられ無い)
概要
『グラップラー刃牙』(グラップラーバキ)は、板垣恵介による日本の格闘漫画。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載された。
第1部はOVA化、TVアニメ化されている。
続編として『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』がある。
外伝作品として、『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』『バキ外伝 創面(きずづら)』(原作:板垣恵介、作画:山内雪奈生)『バキ外伝 拳刃(けんじん)』(原作・構成:板垣恵介、原作協力:浦秀光、作画:宮谷拳豪)などがある。
2020年10月時点でシリーズ累計発行部数は8000万部を突破している。
作風
地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と、刃牙の父で地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を中心とし、様々な格闘家との闘いが織り成す長編格闘ドラマ。
通常の格闘技の試合のみならず、色々な条件下での死闘が数多く描かれており、本作の持つ「『地上最強』は誰か?『地上最強』とは何か?」のテーマに深みを持たせている。
作者は本作を「闘いのテレクラだ!!」と称した。
登場するほとんどの格闘家は「地上最強」を目指して闘い続けているが、主人公の刃牙だけはあくまで勇次郎を超えることのみを目標としており「地上最強」を目指してはいない。
これは作者も途中で気づいて驚いたとのこと。
多くの描写を割いて相当の強者と演出されたキャラクターをあっさり負けさせる意外性、大ゴマや見開きを多用し迫力を持たせた構図、叫び声や悲鳴を表すセリフの最後に「ッ」、「ッッ」といった文字を使用するのが特徴。
超有名作のご紹介です。
これがかの有名な範馬刃牙です。
地下闘技場のチャンピオンとして君臨する高校生で、お父さんは化け物です。
主人公のお父さんである範馬勇次郎です。
「地上最強の生物」「鬼(オーガ)」と呼ばれ、人外の領域に足を踏み入れてる感じです。
名前がカッコいい愚地独歩です。
神心会空手の創始者で「武神」「虎殺し」「人食いオロチ」「人間凶器」など数々の異名を持つ強者です。
よくネタにされる烈海王です。
中国4000年の歴史上でも最高と名高い拳雄ですが、見るとどうしても笑ってしまいます。
花山薫(19歳)です。
可愛らしいお名前ですが、暴力団花山組組長で日本一の喧嘩師です。
ご覧の通り強そうな方ばかりですが、他に出てくるキャラもめっちゃ強そうというか強いキャラばかり出てきます。
格闘技をモチーフとした漫画は数あれど、本作がそのジャンルにおいては最高峰と言われてます。
アニメは2018年以降に放送された分に関しては作画は良いのですが、2001年に放送されたモノに関しては結構残念な出来でした。
古いアニメという事を加味しても、もう少し頑張れなかったのか?という不満の声を多く聞きました。
コレらは漫画の1シーンであり、コレだけ見ても何が何だかわからんと思うのですが、実際漫画で読むと物凄い迫力を感じたり印象に残ったりします。
アニメ版ではこういった凄みを上手く表現しきれて無い感はあると思います。
蒼天航路のアニメがコケたのに似てるかもです。
『バキ』/"BAKI"(2018)第2クール ノンクレジットOP 那須川天心×Fear, and Loathing in Las Vegas「The Gong of Knockout」
第1期の本作を観てガッカリされた方も多いかと思います。
OPとか酷すぎて草も生えませんでしたし^^;
しかし2018年以降はご覧の通りの出来栄えですので、ご安心下さい。
格闘技に興味の無い方にはオススメしませんが、バキという作品をご存じの方は是非ご覧になって下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ