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アニメ批評その605 蒼穹のファフナー

サムネを見て「あ!ガンダムSEEDや!」と思った方もいらっしゃるかもですが、蒼穹のファフナーです。
レビュアーはechoさんです。

評価:★★★(ポストエヴァンゲリオンの最右翼、セカイ系ロボットアニメの名作)

概要

2004年7月4日から12月26日までTVシリーズ1期『蒼穹のファフナー』がテレビ東京ほかで放送された日本のテレビアニメ。全26話。

制作はXEBEC。脚本はSF作家の冲方丁。

キャラクターデザインは平井久司。

続編シリーズが数作造られ、劇場版も公開されている。

「島・ロボット・群像劇・少年少女」をキーワードに制作されている。

あらすじ

太平洋に浮かぶ孤島・竜宮島。ある夏の日、好奇心に駆られた少年たちはラジオから流れ出す未知なる者の声を聞く。

「あなたはそこにいますか…」。

それから数年後の西暦2146年、竜宮島に再びその声がこだまする。

それこそ正しく未知の生命体“フェストゥム”による侵攻の合図だった。

突如飛来した金色に輝く美しき“敵”は平和な島を一瞬にして地獄へと変える。

島の大人たちはフェストゥムに対抗すべく組織された“アルヴィス”の人間だった。

彼らにより、島は武装した要塞へと姿を変え、死力を尽くした抵抗が始まる。

窮地に立たされたアルヴィス司令・皆城公蔵は最適格者である真壁一騎の実戦投入を決断する。

幼馴染みの皆城総士に促されるまま、一騎は人型決戦兵器・“ファフナー”に搭乗し、総士も戦闘指揮システムジークフリード・システムを起動。

何の疑いもなく信じていた世界は偽りだった。

仰ぎ見ていた美しい空も偽りだった。祖国日本は既になく、人類はフェストゥムの侵略で全滅の危機に瀕していた。

2000年代新世紀エヴァンゲリオンに影響を受けた『ポストエヴァンゲリオン』の作品であり『セカイ系』と言われるロボットアニメの一つです。
田舎の島「竜宮島」は見た目は平和な島ですが、実はアルヴィスという組織が守る人類最後の砦で要塞化されています。
未知の生命体“フェストゥム”は絶対的に強く、さらに心の中に語りかけてきて精神攻撃までしてきます。
また人類の切り札ファフナーは強力な兵器であるものの、子供しか乗る事が出来ず、登場回数を重ねると同化現象を起こしてパイロットを廃人にしてしまいます。
圧倒的に絶望的な状況です。
この絶望的な状況で子供たちがいかにして戦うか、フェストゥムの正体と目的は?といったシリアスなひたすら重いストーリーになっています。
キャラクターデザインは「機動戦士ガンダムSEED」の平井久司さん、制作は「機動戦艦ナデシコ」「宇宙のステルヴィア」のXEBECで作画はかなり良いと思います。

真壁 一騎
本作の主人公。父と2人暮らし。
人工子宮で誕生したアルヴィスのファフナー搭乗者の中でも最高ランクの適性を持つ。
天才症候群の影響としては、驚異的な運動能力、反射神経、肉体の耐久力を持つ。

皆城 総士
指揮管制システムであるジークフリードの搭乗者。
一騎の幼馴染。責任感が強く寡黙な少年。
成績優秀だが、愛想がなく周囲からは孤立しがち。
島の子供たちの中で唯一、島の外の世界の惨状を知っている。

遠見 真矢
本作のヒロイン。一騎とは対照的に女ばかりの3人家族。
活発で優しい性格。
天才症候群の兆候により、異常ともいえる観察能力や洞察力を有する。
周囲の人間が何を考えているのか、顔を見ただけで何となく分かってしまう反面、自己主張をしないこともあり、周囲からうんざりされることもある。

羽佐間 翔子
真矢の親友で病弱な少女。
アルベリヒド機関の保管遺伝子より誕生し、容子の養子となる。
肝臓に持病を持っており、長時間の運動が出来ないせいで臥せりがちの不自由な生活を強いられていた。
思うように学校に通えない彼女のために、真矢をはじめとする友人たちが訪ねて来てくれることが唯一の楽しみ。
おとなしい性格だが、芯は強い。一騎に恋心を抱いている。


「無印」と呼ばれる1期は26話ですが、映画や続編が作られ続け、現在も「蒼穹のファフナー THE BEYOND」がOVAで制作されています。
すべて追いかけるとなるとかなり大変ですので、気になった方はとりあえず1期だけでも見て下さい。
クオリティの高さは保障できます。
シリアスなロボットアニメが好きな方、セカイ系のアニメが見たい方にはお勧めです。
では、良きアニメライフを!

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