アニメ批評その614 迷家-マヨイガ-
評価:★(巧妙なクソアニメ)
概要
アニメ制作会社のディオメディアとポニーキャニオンの共同企画によるオリジナルアニメ作品。
長きにわたり閉鎖されていた集落を舞台に、そこに導かれた若者達の群像劇やその村の謎に迫るミステリーが描かれる。
監督・音響監督は『ガールズ&パンツァー』の水島努、シリーズ構成は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里、キャラクターデザインは『艦隊これくしょん -艦これ-』の井出直美、音楽は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の横山克がそれぞれ担当する。
2016年3月1日、「後援会(ファンクラブ)」の設立が発表された。
クラウドファンディングサイト「Makuake」で4月28日まで募集。
金額によって・ブロンズ村民・シルバー村民・ゴールド村民・プラチナ村民・村議会議員があり、それぞれ関連グッズやイベント招待などの特典がある。
目標金額は3,330,000円で、集まった金額は10,958,000円。
あらすじ
「第一回人生やり直しツアー」に参加した若い男女たち。彼らは行方不明者になり人生をやり直すためバスに乗り込み、都市伝説として語られる「納鳴村(ななきむら)」に向かっていた。
しかし着いた村に人の気配はなく、「行方不明者がコミュニティを作って暮らしている」と聞かされていた参加者たちは不信感を抱く。
不気味な獣の咆哮、参加者の行方不明事件と怪現象が続き、下山を試みるも村からは出られない。
さらに、それぞれが姿形の違う「巨大な化け物」に遭遇。
それは人の心のトラウマが生み出した「ナナキ」だった。
作画レベルが高く、監督はあの有名な水島努さんと来れば名作の予感しかしなかった訳です。
物語の序盤はかなり面白く、ホラーかサスペンスモノかと期待に胸を膨らませました。
中盤は大分グダった感じではありましたが、それでも「驚きのラストが待ってるに違いない!俺は水島監督を信じるぞ!」と期待していたのですが・・・
確かに驚きのラストでしたが、私が思ってた様なモノではありませんでした。
まぁ細かい事を言えば登場人物が多すぎるとか、必要の無いシーンが多すぎるとか色々あるのですが、とにかく終わらせ方が酷すぎました。
結構怖いシーンとかもあったのですが、結局は彼岸島の様なギャグモノにしか感じられなくなりました。
ネタバレは避けますが、とにかく酷い作品でした。
ガルパンやSHIROBAKO等の多数の名作を生みだした水島監督ですが、ホラー作品は過去にもやらかしてるので苦手なのかもしれません。
The Lost Village~迷家~Mayoiga~マヨイガ Op~ 幻想ドライブ
本当に途中までは面白いんですよ。
中盤から怪しくなってきて、ある意味衝撃のラストでひっくり返りそうになります。
何と言うか、序盤はプロが脚本を書いて中盤は小説家を志す中学生に書かせて、終盤は小学生に任せた様なシナリオです。
良いラストが思いつかなくて投げやりになった感がありますw
個人的にはどう酷かったのはを共有する為に人に薦めたい所ではありますが、観ると後悔すると思いますので観ない方が良いです。
それでは、良きクソアニメライフをノシ