アニメ批評その620 幼なじみが絶対に負けないラブコメ
声優だけ見ると面白いそうなのですが、どうやら「圧倒的」だそうです。
エクスアームを超えられるか!?
レビュアーは水曜日担当のechoさんです。
評価:★(作画、ストーリーどれをとっても圧倒的なクソアニメ)
概要
幼なじみが絶対に負けないラブコメは、執筆二丸修一、イラスト担当しぐれういのライトノベルが原作のアニメ。
略称は「おさまけ」。
2020年に宝島社が発表した「このライトノベルがすごい!2020」において、文庫部門総合5位、新作2位を獲得した。
2021年4月時点でシリーズ累計発行部数は100万部を突破している。
2021年4月からAT-Xほかにて放送された。
あらすじ
丸末晴は高校1年生の冬、天才小説家で同じ学校の同級生、可知白草に恋をしてしまった。
初恋ゆえに、何も出来ないまま時だけが過ぎ…。
そんな自分を悪友の哲彦にたしなめられたり、幼なじみの志田黒羽にからかわれる最中、耳に入ってきたのは、片思い相手の白草に彼氏ができたという話。
告白する前から失恋して、意気消沈の末晴。そんな彼に黒羽が持ちかける。 「ハル、復讐しよう――。」
丸 末晴(cv.松岡禎丞)
本作の主人公。元天才子役。
典型的なハーレム主人公です。
優柔不断で流されやすいちょいクズ。
時々元天才子役の能力を遺憾無く発揮してヒロイン達を魅了します。
志田 黒羽(cv.水瀬いのり)
本作のヒロインの一人。末晴の幼なじみ。
愛称は「クロ」。
小悪魔系ロリ可愛幼馴染です。
主人公を誘惑した挙句告白されたら振るという復讐を成功させますが、即座に後悔して記憶喪失のフリをして気を引こうとするちょっと精神的に不安定な子です
可知 白草(cv.佐倉綾音)
本作のヒロインの一人。末晴の初恋の人。
愛称は「シロ」。
芥見賞受賞の現役女子高生作家にしてスタイル抜群の美少女ですが、中身はポンコツなお嬢様です。
幼少期から主人公と友達ですが、当時は男の子だと思われていました。
先輩にそそのかされて先輩と付き合っているふりをして主人公の気を引こうとしたら、復讐された不憫な子です。
甲斐 哲彦(cv.島﨑信長)
末晴の親友。
イケメン風ガチクズです。
主人公をYouTuber(?)として成功させ芸能界復帰を目論んでいます。
謎の情報網で主人公達の恋愛模様を解説し評価するというよく分からん立ち位置の特技があります。
2021春アニメの中でも圧倒的なクソアニメです!
放送前はラブコメラノベの中では人気が高く、原作イラストは今をときめく「しぐれうい」さん、制作は安心安定の動画工房という事でちょっと期待していたのですが・・・
TVアニメ『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』PV
事前に出ていたPVの時点で作画が怪しかったので嫌な予感はしてました。
で、例の3話のダンスシーンを見て度肝を抜かれましたw
クソダセェwww
作画が悪いのもさることながら、そもそものダンスとしてありえない動きをしてるw
振り付けの専門家を付けなかったのでしょうか?
素人の私が見てもダンスの動きじゃないのが分かりますw
ネタとして秀逸なのが親友の甲斐のセリフ「これが見たかったんだよ」
狙ってやっているとしか思えませんw
おさまけがクソアニメたる所は作画だけに収まりません。
ストーリーも訳が分からないw
主人公もヒロインたちも復讐と称して告白された相手を振るのですが、振った直後に後悔してアプローチを始めるし、気を引く為に記憶喪失を装ったり、精神的な病でもかかえているんだろうかと不安になります。
極め付けは主人公の親友甲斐の解説パートです。
謎の情報網で主人公達の恋愛模様を分析、解説して今日はシロのポイントだとか今日はクロが良い仕事をしただとか評価をするんですが、どんな立場で言ってんだよw
そうやって解説役を置かないと分からない様なストーリーの構成もダメですが、解説役の甲斐に全く魅力が無いのでただただつまらないというのがダメダメです。
このアニメ褒めるところは豪華声優陣による演技くらいしかありません。
クソアニメオブザイヤー候補ですが今年はエクスアームがあるからなぁ。
さすがにエクスアームほどではないと思います。
クソアニメ愛好家の私としては2期続けてクソアニメに出会えて嬉しい悲鳴ではあるのですがw
最後にクソアニメの代名詞とも言える崖の画像を置いておきますね。
では、良きアニメライフを!