アニメ批評その622 幼女戦記 閑話『砂漠のパスタ大作戦』
評価:★★★(劇場版の前日譚)
あらすじ
統一暦1925年。ターニャ率いる第二○三航空魔導大隊は最前線たる南方砂漠での戦いを強いられていた。
過酷な現場に食料面で少しでも配慮をしようと、レルゲン大佐が戦場に送付したのはなんと乾燥パスタ。
ただでさえ水不足な状況下で、果たしてターニャたちは美味しいパスタを食べることができるのだろうか!?
↑コチラのアニメと劇場版の間のお話です。
TVアニメの2期制作発表記念で制作された作品です。
レルゲン少佐「前線大変みたいやから何か送ったろか?」
ターニャ「水が足りねぇ~」
そんな状況下で届いた物資がパスタな訳です。
水不足で茹でる事が出来ませんw
開幕から面白そうな展開でしたが、すぐに戦闘シーンに移行します。
幼女戦記ファンなら納得のクォリティーというか、カッコ良さです。
脳汁が出ます。
私は本作をdアニメ(ニコ動)で視聴したのですが、ケーニッヒが活躍するシーンでは、
「顔の長い人だ!」
「顔の長い人ヤルな!」
「顔の長い人カッコいいな!?」
というコメントが多かったのがウケました。
恐らく幼女戦記は初めて観たけど異世界かるてっとで知ったという方々なのだと思います。
そういった意味でも低予算で制作出来るであろう異世界かるてっとという作品は作り得と言えると思います。
幼女戦記という作品が如何にカッコいいか、初見の方にも伝わったと確信しております。
無事お水をGETした訳ですが、ただ茹でただけのパスタでは味気ないのでとある作戦を決行します。
そう、それが『砂漠のパスタ大作戦』なのです。
次々に戦利品を獲得するターニャさんご一行
無事美味しいご飯にありつけます。
これにはセレブリャコーフさんもご満悦の表情です。
所々作画が怪しいシーンがありました。
↑のシーンではセレブリャコーフさんの身長が急に縮んで驚きました。
ですが、元々2期制作記念で総集編をヤル予定だったところを気合入れて急増で制作したアニメらしいので、ある程度は仕方が無いと思います。
一番肝心な戦闘シーンをカッコよく描けていたので不満はありません。
幼女戦記といえばCパートで笑わせに来るアニメとしても有名なのですが、今回もバッチリあります。
私の様な元々ファンだった人間は絶対に楽しめる内容となっておりますが、まだ幼女戦記を観た事の無い方は「こんな作品なんだな?」というのがわかる内容となっております。
勿論本編や劇場版の方がクォリティーは高いのですが、お試しで観るには丁度良いかもしれません(1話で感じが掴めるので)
危うく★5評価にする所でしたが、冷静になった所で★3にしておきました。
本作はあくまでオマケ程度の作品なので、流石に高評価は付けられません^^;
それでは、良きアニメライフをノシ