アニメ批評その627 劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―
評価:★★★(素晴らしいアニメなのに知名度が今一つ)
概要
2020年12月12日に劇場編集版の制作が発表された。
「劇場編集版 かくしごと -ひめごとはなんですか-」のタイトルで、2021年7月9日に公開された。
元々は原作とアニメの最終回を同時に発表する予定だったが、原作の完結が延びてアニメの方が先に最終回を迎え、その後原作の最終回にて後藤夫人のエピソードが加わったラストが掲載され、これが劇場編集版として制作された。
本作は19歳となった姫が出来事を振り返るという視点で、テレビアニメ全12話のエピソードを厳選しつつ、原作の最終回をなぞった新規カットなどが追加され、テレビアニメでは描かれなかったもう一つのラストが描かれた。
かくしごと - Wikipediaより抜粋
↑コチラの劇場版というか総集編です。
原作者の久米田先生はギャグ漫画家として有名な方ですが、ギャグテイストな感動モノです。
「久米田が感動!?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、本当に素晴らしい作品です。
総集編なのでTV版や漫画を観た方からすると「ぁあ、ここのシーンカットされちゃってるかぁ」となるのですが、本作を初見で視聴する場合TV版12話を観るよりも先にコチラをご覧になった方が時間的な意味合いで良い気がします。
本作を観て、好きになったらTV版なり漫画版なりを観れば良いのです。
劇場版でカットされた場面はギャグ的なシーンが多いので、きっと劇場版とは違った楽しみ方が出来ると思います。
TV版をご視聴済という方に対しては、追加されたエピソードが素晴らしいので是非ご覧になって頂きたく存じます。
ほんの少しの追加なのですが、本当に観てよかったと思ってます。
何故これ程の作品が埋もれてしまってるのか理解に苦しみますが、知名度というか認知度がイマイチなので、是非ご覧になって気に入ったらSNSで「面白かった」という声を挙げて頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
それでは、良きアニメライフをノシ