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アニメ批評その626 キャンディキャンディ

評価:★(少女漫画と言えばコレ)

概要

『キャンディ♡キャンディ』は、原作:水木杏子、作画:いがらしゆみこによる日本の少女漫画作品。

また、それを原作としたテレビアニメ。

講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて、1975年4月号から1979年3月号にかけて連載。

単行本は「KCなかよし」で全9巻が刊行された。

1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞。

単行本の累計発行部数は1200万部を突破している。

単行本の7巻は、日本の漫画単行本としては初めて初版100万部が印刷された。

東映動画の制作でテレビアニメ化され、1976年10月1日から1979年2月2日にかけてテレビ朝日系で全115話が放送された。

アニメ化効果で原作も当時出ていた6巻までで計900万部を突破、1978年4月発売の7巻は初版100万部を売り出した。

劇場公開もされ、主題歌レコードもヒットした。

舞台化や小説化もされている。


水木杏子、いがらしゆみこにとっての代表作であり、『なかよし』の看板作品として同誌の売り上げを牽引し、連載中の1976年新年号で同誌は発行部数100万部を達成した。

1978年に実施された毎日新聞社による全国学校読書調査の人気漫画の部で、小学生で1位、中学生で2位、高校生では5位にランクインした。

なお、この調査は男女別ではなく少年漫画も交えたものである。

最盛期には、キャラクター人形が1年間で200万個・約80億円を売り上げた。

世界各国での反響

中華民国(台湾)と香港では『小甜甜』というタイトルの中國語(台湾華語)と広東語吹き替え版が放映された。

大韓民国ではほとんど日本と時差なく1977年に放送が開始。

髪が長くて愁いを帯びた素敵な男性のことを「テリウス」(テリィのこと)と言う。

後に日本でも人気になった韓国ドラマ『冬のソナタ』のストーリーに影響を与えた。

その他のアジア各地でも放映された。

中でも1989年に放送開始してヒットしたインドネシアでは、初めて放送された日本の連続テレビアニメであり、原作マンガも翻訳出版され、『ドラえもん』とともに現地におけるアニメ・マンガ世代の誕生の契機となった作品である。

韓国では原作マンガも出版されたが、当時は日本の大衆文化の輸入が禁止されていたために海賊版の形であり、日本の作品と知らずに接していた韓国人も多い。


1970年代からヨーロッパでも放送され、特にフランスとイタリアで人気を得た。

ヨーロッパでも韓国と同様にフランスやドイツで日本の作品と知らずに見ていたと言われることがあり、多くのフランス人がフランス製アニメだと信じていたという逸話がある。

フランスには1977年に輸出され、1978年から『Candy』のタイトルで毎日5分ずつ放送されて大人気となった。

イタリアには1979年にテレビアニメ版が輸出され、放映に合わせて、ファブリ社が少女雑誌『キャンディ』を創刊し、原作を翻訳して週刊ペースで連載。

これが大人気となり、連載終結後も続編を希望する嘆願が殺到し、イタリア独自の続編漫画が、原作者の了承によりイタリアのみの公開という条件で1984年秋から発表された。

アメリカ大陸においては、ラテンヨーロッパ文化の影響が強い、主に中南米諸国、そしてカナダでもフランス語版が放映され、人気を博した。

あらすじ

20世紀初頭のアメリカ中西部およびイギリスを舞台に、明るく前向きな孤児の少女キャンディ(キャンディス・ホワイト)が、周囲の出自への偏見に負けず人々の愛情を受けて成長する過程を描く、ビルドゥングス・ロマン。

キャンディは、ミシガン湖に近い孤児院「ポニーの家」で明るく元気に暮らす少女。

おとなしくて優しいアニーは同い年の親友である。

6歳のある日、アニーが富豪の養女として引き取られた。

キャンディはしばらくアニーと文通していたが、出自が知られることを嫌ったアニーから文通を断られ、孤児院近くのポニーの丘で泣いていたところ、スコットランドの民族衣装をまとった見知らぬ少年に声を掛けられる。

「おチビちゃん、笑った顔の方がかわいいよ」キャンディは銀のバッジを落としていったその少年を「丘の上の王子さま」と名付け、彼と再会することが最大の願望のひとつとなった。

キャンディ♡キャンディ - Wikipediaより抜粋

「てへ、ペロっ」を彷彿させるキャンディちゃんですが、アニメの放送は今から40年以上も前です。
概要欄が長くなってしまいましたが、これでもかなり削った方です。
飛ばし読みされた方も多いと思いますのでざっくりと解説しますと、
・単行本の累計発行部数は1200万部を突破
・キャラクター人形がアホ程売れた

・海外でも大人気

という作品です。
単行本が1200万部売れた記録についてですが、今と違って漫画に理解や興味の無い方が非常に多い時代にそこまで売れたのは凄いという言葉では片づけられない程の偉業です。
しかも少女漫画にも拘わらず、男の子にも人気があったのです。
※今と違って男の子が少女漫画を読んでたら虐められる可能性すらあった時代です。
で、人形が1年間で80億円も売れるとかどうかしてますw
更に少女漫画だけでは無く、後の魔法少女アニメにも多大な影響を与えた名作な訳で、古いという理由でご紹介しない訳にはいかないのです。

キャンディ・キャンディ OP
コチラがOPです。
幼少の頃の私にはこの作品の偉大さが今一つ理解出来ていなかったのですが、このOPだけは今でも鮮明に覚えてます。
改めて観ると素晴らしい楽曲である事がわかります。

話が長いのであらすじもかなり割愛しましたが、少女漫画に限らず当時の漫画はストーリーがスカスカなモノが多かった中で、本作はかなり重い・・・いや濃厚です。
山あり谷ありで、キャンディは辛い目にあっても必ず報われてホっとする感じです。
不朽の名作と名高い本作ではありますが、私の評価は★1です。
単純に古すぎるという事もありますが、原作者と作画担当が揉めて原作の漫画は絶版(1冊1万円近くのプレミアがついてます)
アニメも視聴が困難というのが最大の理由です。
揉めた原因はグッツを出す時は原作者と作画担当の両者の同意が必要という契約を結んでいたにも関わらず、作画担当が暴走して勝手にグッツを出しまくって訴えられて当然の様に裁判で負けるという結末でした(アホですね)
物語の終わり方が不自然という声も強く、名作中の名作が何とも歯切れの悪い最後を遂げてしまいました。
「終わりよければ全てよし」だったら良かったのですが・・・
軽い気持ちでお試し視聴も出来ないので、私も気軽にオススメ出来ません。
この作品が日本の漫画界やアニメ界だけに留まらず、海外の作品にも影響を与えた名作である事は確かですが、今アニメの視聴をオススメする事は出来ません。
ちゃんとキャンディキャンディが視聴出来る動画サイトをご存じの方がいらっしゃいましたらお教え下さいませ。


それでは、良きアニメライフをノシ

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