アニメ批評その994　みつどもえ

2023/07/15 12:50

評価：★★(喜ぶ層が少ないかも)

概要
桜井のりおによる日本のギャグ漫画。
『週刊少年チャンピオン』（秋田書店）にて2006年15号より2011年19号まで連載。
2011年20号から長期休載していたが、2012年35号から連載が再開。2012年39号まで連載したのち『別冊少年チャンピオン』に移籍し2012年10月号から2017年9月号まで連載された。
テレビアニメ（第1期）が2010年7月から9月まで放送。
2011年1月から2月にかけてアニメ第2期『みつどもえ増量中!』が放送され、最終回の翌週にみつどもえ特別編1話が放映された。

小学6年生の「日本一似ていない」三つ子・丸井みつば、丸井ふたば、丸井ひとはという丸井三姉妹とその周辺人物が織り成す、ギャグ漫画である。話数のカウントは「○卵性」（1話目なら1卵性）という形式になっている。

みつどもえ - Wikipediaより抜粋

全然似てない三つ子の物語です。
各人の紹介を簡単にさせて頂きます。

長女の丸井みつばちゃんです(cv.高垣彩陽)
キャッチフレーズが「ちょっとおませなサドガール!!」と言う事で、

性格はドSです。

そしてトンでも無く食いしん坊です。
自身の体重と体型を気にしてダイエットを試みる事もあるのですが、全く続かない処が可愛いです。
あと食べる時の「むしゃコラむしゃコラ」という擬音も可愛いです。

たまに見せてはイケない表情をしてしまう処も狂おしいほど好きです。

次女の丸井ふたばちゃん(cv.明坂聡美)のキャッチフレーズは「ちょっとスケベなマッスルガール!!」です。
身体能力は高いのですが、

アホの子です。

おっぱいに対する拘りが誰よりも強いのが特徴で、

お父さん大好きっ子です。

歩く時の擬音が「とてちてとてちて」なのが可愛いです。

三女の丸井ひとはちゃん(cv.戸松遥)のキャッチフレーズは「ちょっと不思議な暗ガール!!」で、初見ではまともな子だと思ってました。

「ちょっと変わった根暗な子かな？」と思ってたのですが、姉を雌豚呼ばわりする毒舌家であり、

読書家と思わせて、実はエロ本ばかり読んでる子です。
可愛いですね。

長女同様見せてはならない表情をするのも特徴的です。
興奮すると出てしまう「ムフー」も可愛いです。

私個人の好みでいえば、とても好きな作品です。
面白いし可愛いと思います。
しかし万人にオススメ出来ない理由が以下の二つです。

◆エロい描写が多い

エロいといっても小学生なので大した事は無いですし、下ネタとして片付ける事も出来るのですが、純粋にギャグモノを欲した方からすると「思ってたのと違う」と感じる事もあるかと思います。
小学生とエロを結び付けてはイケナイと考える方もいらっしゃるでしょうし、

百合百合しいシーンの必要性に関しても意見の分かれる処です。

ペットの名前が「チクビ」なのもよくないと思いますｗ
少なくとも本作を家族や恋人と一緒に観ていたら、気まずい空気になる事でしょう。

◆エロを期待して観ると肩透かしを食らう

エロいシーンがあると聞いて観た方は期待外れに終わります。
本作はエロアニメでは無くギャグアニメです。
百合百合しいシーンも全てギャグへと昇華されますので、邪な気持ちで視聴してはイケマセン。

「思ってたのと違う」と思われる方が多そうな本作ですが、私は好きです。
トップ声優がしょーも無い下ネタを口にするというだけでも興奮しますが、それを抜きにしても良い作品だと思います。
しかし下ネタ系が多いのは事実で、それを口にしているのが小学生となると問題意識が芽生えてしまう方が割かし多いかもしれません。
そういった理由からオススメ度は高くも無く低くも無い★2とさせて頂きます。