アニメ批評その1099 ひろがるスカイ!プリキュア
賛否が分かれたアニメですが、私は多様性を推したいと思います。
ディズニーの様にならなければいいけどw
今回はプリキュア担当(?)のechoさんの記事となります。
評価:★★★(プリキュア20周年記念作品!プリキュアにも多様性の時代が…)
概要
2023年2月によりテレビ朝日系列で毎週日曜朝に放送された、東映アニメーション制作のテレビアニメ。
「プリキュアシリーズ」20周年記念作品。
略称は「ひろプリ」。キャッチコピーは「ひろがる世界へ!ホップ!ステップ!ジャンプ!」。
としての位置づけがなされている。
本作品では、モチーフを「空」、テーマを「ヒーロー」、キーワードを「知ることで広がる世界」としている。
『スター☆トゥインクルプリキュア』以来4年ぶりに放送の中断や放送話数・期間の短縮がない形で通年放送が行われた。
あらすじ
天空に浮かぶ世界「スカイランド」。その日は王国の幼いプリンセスエルの誕生日であったが、エルはアンダーグ帝国の怪物・カバトンによって隙を突かれ、連れ去られてしまう。
ヒーローを志す勇敢な少女・ソラ・ハレワタールはエルを救うべくワープ空間へ入り、いつしか全く別の世界「ソラシド市」にたどり着く。
文化や風習が異なる全く別の世界に来たことに戸惑うソラだったが、この時出会ったソラシド市の少女、虹ヶ丘ましろの家にエルとともに居候しながらプリキュアとしてエルを守りスカイランドに帰すため、戦うことになる。
プリキュア20周年記念作品であり、18代目のプリキュアになります。
ひろがるスカイ!プリキュアの主人公たちは、異世界人、男の子、成人した大学生と多様性が感じられるキャラクター達で、20周年の節目に新しい挑戦をしている作品です。
テーマはヒーロー(ひーろーがーる)と、空の広がり、そして世界(多様性)の広がりと、タイトルから様々な思いが込められています。
主人公の「ソラ・ハレワタール」は、ヒーローに憧れるスカイランド(異世界)人の女の子で、ある日プリンセスの誘拐現場に出くわし敵を追いかけて行くと日本のソラシド市に飛んでしまいます。
もう一人の主人公「虹ヶ丘ましろ」は、ソラシド市に住む普通の優しい女の子で、自分に自信が持てない等身大な女の子でソラちゃんの親友になります。
そんな2人が出会いプリキュアとしてヒーローを目指すお話です。
3人目のプリキュアは、スカイランドのぷにバード族の男の子で、シリーズ初のレギュラー男の子プリキュア「夕凪ツバサ」となります。
元々は鳥の種族ですが、普段は人間形態に変身して生活しています。
4人目のプリキュアは、シリーズ初の成人(18歳)プリキュアで最強の保育士を目指す「聖あげは」です。
大学で勉強しながら保育園で実習もしている頼れるお姉さんです。
私はハピネスチャージ以来ほぼ10年ぶりくらいのプリキュアだったのですが、これがとても面白かったです。
熱血で爽やかでちょっと天然なソラちゃんと、優しくて常識人な突っ込み役のましろちゃんとの掛け合いが面白く、個々のエピソードで時折グッとくる話も健在でした。
男の子のツバサ君とお姉さんなあげはさんの「おねしょた」成分も楽しめますし、
スカイランドのプリンセス「エル」ちゃんとの子育て要素もありますし、楽しみ方も多様なプリキュアだったと思います。
全体的に敵幹部の掘り下げが少なくて、もうちょっと見たかった感じはありますが、後半グッと存在感を増しきた「バッタモンダー」とましろちゃんとのエピソードはプリキュアシリーズ屈指の名エピソードだったと思います。
「ひろがるスカイ!プリキュア」キュアプリズム へんしんシーン
なによりましろちゃんが可愛すぎました、普段は控えめで普通な女の子なのに、変身バンクのアザとさときたら…。
キュアプリズムが歴代プリキュアの中で一番好きかも知れないw
20周年記念作品として名実ともにふさわしいプリキュアで、久しぶりにプリキュアを見てみようかなと言う人にもおススメです。
2月からは新たに「わんだふるぷりきゅあ!」が始まりますが、今度のプリキュアはペットのワンちゃんと飼い主が一緒に変身するらしいですw
こちらも見て行きたいと思います。
では、良きプリキュアライフを!