アニメ批評その143 ガン×ソード
今回は相方となりつつある(?)echoさんの記事となります。
評価:★★★(濃いキャラクターと派手なアクション)
西部劇の世界のような荒野の星エンドレス・イリュージョンを舞台に繰り広げられる復讐劇。
キャッチコピーの通り正に『痛快娯楽復讐劇』になっています。
ヴァン
婚約者を結婚式当日に殺され、仇である「カギ爪の男」を殺す為に旅をしている。
服装は結婚式当日に着ていたタキシード。
普段は無気力で他人に興味も無くなかなか名前も覚えられないが、復讐に関してだけはもの凄い執念を燃やしている。
味覚が極端で味付けが濃くないと満足出来ないため、食事にはつねに調味料を料理が隠れるまでかける偏食家。
数々の通り名を持っており、本人もその場で頭に残っている通り名を使っている。
「食い逃げのヴァン」 「地獄の泣き虫ヴァン」「掃き溜めのプリティヴァン」など変わった通り名も多かったが、最終的には1話で名乗った「夜明けのヴァン」に落ち着いた。
童貞。
ウェンディ・ギャレット
兄を誘拐した「カギ爪の男」を探すためヴァンに同行している少女。
しっかり者で社会性のないヴァンに振り回されている。
カルメン99
99cmのバストをもち、99の謎をもつ女情報屋。
「カギ爪の男」の側近ファサリナと因縁がある。
カギ爪の男
右腕にカギ爪の義手を装着している老齢の男性。
幸せの時と呼ばれる人類を再構成する計画を実行する為「同志」たちと世界中を巡っている。
人間的な感情を捨てており作中一のキ〇ガイ。
ミハエル・ギャレット
ウェンディの兄。
「カギ爪の男」に誘拐されたが彼の思想に共鳴し「同志」になる。
ファサリナ
「カギ爪の男」の「同志」で熱烈な信者。
歩く18禁。
とにかくヴァンをはじめとするキャラクター達が個性が強く魅力的です。
ゲストキャラクターも曲者揃いで記憶に残ります。
こういったキャラクター達のおかげで復讐劇でありながら終始明るいストーリーになっています。
ヨロイ(ロボット)のアクションシーンもド派手で飽きさせません。
ガン×ソードといえばこのかっこいいオープニングテンションが上がります。
『ガン×ソード』オープニング映像(Blu-ray-BOX完全限定盤2017年4月26日発売)
主にファサリナさんのせいで大人向けではありますが、誰にでも勧められる名作ロボットアニメです。
アニメファンなら是非見てほしい名作です。
それでは良きアニメライフを。