相手のデッキ内容を読む@ロスアカ
ロストアーカイブが素晴らしいと思う理由の一つに、
「対戦前に相手のデッキ内容がある程度読める」
という点を挙げさせて頂きたいと思います。
今回は実際の例を用いてご説明させて頂きます。
まずはコチラ
赤緑のデッキですが、何を狙っているのでしょう?
7マナ以上の緑のカードが4枚ある訳ですが、これはベヒモスとロストカラー臭がプンプンします。
回答はロゼッタお嬢様を出してロストカラーを撃つが正解でした。
※椎太さんのデッキをお借りしました。
ロゼッタお嬢様入りという事までは読めなくても、ロストカラーが入っている事が読めていないとかなり不利な戦いを強いられます。
※緑の7マナ以上ならダイダルウェイブも考慮すべきとのご指摘を受けました。
次はコチラ
6マナが2枚というのはエンペラーが入っている事がわかります。
更に5マナのカードが8枚と多めなので、ファイヤーボールとナタリーが入ってる事が予想されます。
これはわかりやすかったと思いますが、エンペラー&ファイボ&ナタリーが2枚ずつ入ってます。
この手のデッキを相手にした時は、可能であれば長期戦になるのは避けたいところです。
コチラは6マナのカードが無いので、エンペラーが入ってない事がわかります。
4マナのカードもラスフィアは2枚入ってるでしょうから、ジェドや他の4マナのカードは無いと予想できます。
エンペラー抜きのラスフィア2枚
5マナのカードが予想しずらいくらいで、比較的わかりやすい構成です。
※4マナ域がラスフィアとは限らないのでは?というご指摘を受けましたが、1400~1600ポイントの方の採用率が驚異的なので、この範囲であればほぼラスフィアだと思います。
赤以外のデッキに移ります。
今回は緑単ですが、6マナ以上のカードがありません。
ベヒモスもロストカラーも入っていない訳です。
代わりに1,2マナのカードが大量です。
この記事用に適当に組んだデッキなので、弱そうとか言わないで下さいねw
物凄く前のめりなアグロチックなデッキです。
こういったデッキを相手にした時は、序盤を如何に凌ぐか?を考えてマリガンしないと何も出来ない内にやられてしまう恐れがあります。
今度は6マナのカードが2枚あります。
ベヒモスかロストカラーか?ダイダルウェイブの可能性は?
落ち着いてみればわかる事なのですが、スペルの枚数が0枚なのでロストカラーとダイダルウェイブの可能性は0%です。
わかりやすい構成のデッキです。
緑デッキには「境界からの伝言」を入れた方が強い事が最近わかってきましたので、このレシピは参考になりませんw
答えがデッキ名でモロバレですが、そこは気にしないで下さい。
ライブラリーアウト狙いか否か?という話になりますと、めっちゃわかりやすいです。
3マナに緑のカードがあり、7マナ以上のカードが6枚もあります。
緑の3マナ→夢乗りの鉱山
7マナ以上のカード→絶滅の風、ダイダルウェイブ、ベヒモス
すっごくわかりやすいです。
ついでにレリック4枚なのも次元石が入ってる可能性が高い事を示唆してます。
最後です。
この情報でもライブラリーアウトを恐れて奥義を「六道輪廻」にする方がいらっしゃいました。
スペルは多めですが、4マナのカードが0枚なので価値の創造が無い事がわかります。
青単色なので緑の夢乗りの鉱山もありませんので、ライブラリーアウトを狙っていない事がわかります。
ヴァレリ頼りのデッキです。
6マナ以上のカードが無いので、絶滅の風は当然入ってません。
こういったデッキには圧倒的な物量で押し切る感じで有利に戦えます。
如何でしたでしょうか。
よく見ればわかる情報も結構ありますので、入ってない事が確定している全体除去に怯えたり、相手のコンセプトを理解しないままマリガンして何もさせて貰えないまま負ける事を避ける為に、必ずマリガンする前に相手の情報を確認して下さい。
慣れない内は考えられる時間も短めなので、対戦が始まってからでも構いません。
墓地の確認も併せて「このカードがまだデッキか手札にありそうだな?」と考えながら対戦すると勝率も上がりますし、試合中退屈する時間も減ると思います。
こんな偉そうな事を言っておいて、なかなかそれが実践出来ていない私です。
(youtube視聴しながらマッチングを待つ)
↓
「ぉ?対戦始まった!相手は青か・・・それなら奥義は六道輪廻でコレとコレをマリガンだな」
↓
「あ?よくよく見たら相手ライブラリーアウト狙ってないタイプじゃん!しくったわ!」
↓
「開幕からそんな激しく・・・アッアッアッ」
↓
敗北
私がよくやる過ちです。
皆さんはこうならない様にお気をつけを!
それでは、良きロスアカライフをノシ