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アニメ批評その359 亜人ちゃんは語りたい

評価:★★(良い作品だがアニメ向きでは無かったかも?)


あらすじ

神話やおとぎ話のモチーフとなり、かつて怪物や妖怪などと称され迫害されていた、「亜人」と呼ばれる特別な性質を持つ人間たちが、世間に「個性」として認められ、一般社会に自然に溶け込んでいる世界。

現在では、社会的な弱者である亜人に対する「生活保障」が整備され、若者たちには亜人のことを「デミ」と可愛く呼称するまでになっていた。

新学期、大学時代から亜人に興味をもっていた高校の生物教師の高橋鉄男は、これまで一度も出会ったことのない亜人たちに、突如として囲まれる生活を送ることになる。

おしゃべり好きでお調子者な「ヴァンパイア」の小鳥遊ひかり、頭と胴体が分離している「デュラハン」の町京子、暑さに弱い「雪女」の日下部雪といった1年生の生徒たちや、地味な服装にして異性を避けている「サキュバス」の新人教師佐藤早紀絵。

彼女たちは、それぞれに「亜人としての悩み」を抱えながら日常生活を続けており、当初はただの興味の対象としか見なさなかった鉄男は次第に教師として、同僚として、彼女たちの話を聞きながら問題に向かい合っていく。

本作は、日々の高校生活の中で繰り広げられる、個性的な亜人たちとの交流で織り成される学園コメディーである。

亜人ちゃんは語りたい - Wikipediaより抜粋


主人公の高橋 鉄男先生
本来望んで就いたわけではない教職でしたが、亜人たちとの関わりを通してやりがいを感じたり、楽しいと思ったり、やってよかったと思う機会が増えます。
とても良い人です。

バンパイアの小鳥遊 ひかり
熱がりで、好物はレバーとトマトジュースです。

デュラハンの町 京子
頭を抱きしめてもらうのが大好きです。

雪女の日下部 雪
ツッコミ役です。

サキュバスの佐藤 早紀絵先生(24歳)
数学教師として芝崎高等学校に赴任してくる。
普段は野暮ったいジャージに眼鏡、髪を結うという色気のない恰好をしているが、髪を下した素顔はかなりの美人でスタイルもいい。
ひかりたちからは恋愛経験豊富な大人の女性と思われているが、実際は彼氏いない歴=年齢で恋愛経験値ゼロ。
柔道経験者。ひかりからは「サッキー」と呼ばれている。
サキュバスの特質として、相手を催淫させてしまうという性質がある(例・異性と接触しただけで「めっちゃエロい人と当たった気がする」と思わせるなど)。
サキュバスの中でも上から2番目とされるほどに高ランクの性質の濃さを持ち、その催淫効果は宇垣に「ゴリッゴリのゲイでもない限り催淫されない男はいない」と言わしめ、高橋の前で上着を脱いだ時は「色気が可視化されて見えるようだ」と評された。
基本的に自制が効くようで、自分なりに性を想起させない身なり・振る舞いをし、気を確かにもつことで万が一のトラブルを避けている。
ただし、自制のきかない睡眠時は他人に淫靡な夢を見せてしまうという穴があり、それ故集合住宅には住めず、人里離れた借家から朝夕のラッシュを避けて通勤するなど不便な生活を送っている。
それでも生活補償制度を受けずにできる限り普通の人と同じ生活をしているのは、「まっとうに生きたい」という思いによるもの。
酒好きだが平日は金曜日しか飲みに行けず、しかも終電の10時位までには帰らなければいけない。
その代わり週末の自宅では羽を伸ばしている。
上記のような経緯と亜人の性質から奥手でまともな恋愛経験がなかったが、手が触れても催淫されなかった(実際は催淫されていたが、平常通りに振る舞った)高橋に好意を抱くようになった。


亜人の女子が可愛いだけでは無い作品で、現実の差別問題や文化の違いに対する理解や気遣いにも通ずる話が多いです。
凄く考えさせられるというか、人類が皆この作品の登場人物の様な理解ある方々ばかりになれば恒久的な世界平和が得られるのになぁ・・・と思いました。
とても良い作品なのですが、本作はアニメよりも漫画向けの気がします。
昨今のアニメにはインパクトが求められますので、そういった意味ではパンチ不足です。
本作を悪く言う方がいない割に、然程人気が無いのはそういった事だと思います。
なので評価は★2とさせて頂きます。


それでは、良きアニメライフをノシ

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