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アニメ批評その625 ぼくらの

ロボに乗ると死ぬ

当時は凄く有名だった鬱アニメの紹介をechoさんがしてくれました。

評価:★★(鬱アニメ注意、命をテーマにしたロボットアニメ)

概要

『ぼくらの』は、鬼頭莫宏による日本の漫画を原作としたテレビアニメ。

2007年4月から独立UHF局他で放送された。

原作漫画は2010年、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

主人公は謎の超技術で作られた巨大ロボットを操り、地球を守るために戦う少年少女たち。

物語は数話ごとに1人の子供に焦点を当てた連作形式で構成され、極限状況に直面し自らの人生、家族や社会とのつながり、生命の意味などを問い直してゆく。

あらすじ

夏休み――自然学校にやってきた15人の少年少女。

そこで、小学生の宇白可奈を除く14人の中学1年生は、ココペリと名乗る謎の人物と突然、契約を結ぶ。


その契約は

戦いに負けたり、勝負がつかず48時間経過すると、地球は破壊され、

全人類のみならず地上の全生物が死滅する。

操縦者は、事前に契約した者の中から選ばれた1名がなる。

操縦は一人で行い、勝手に変更する事は許されない。

ロボットは人の生命力で動く。

一戦闘する代わりに、操縦者の命を奪う。

いきつく先は世界の滅亡か ぼくらの死か。

2007年放送のロボットアニメです。
同時期のロボットアニメというと前年にコードギアス、同年にグレンラガンが放送されていますが、『ぼくらの』はロボットアニメに分類して良いのか迷うほど異色な作品です。

夏休みココペリと名乗る謎の男と出会った、15人の少年少女はゲームをしないかと誘われます。
契約をしてしまった子供たちは「ジアース」というロボットに乗り、敵のロボットと戦う事になります。
この「ゲーム」負けると世界が消滅し消えてしまうと聞かされ戦いを余儀なくされるのですが、『ジアース』はパイロットの命をエネルギーとして使用しているので、勝っても命を使い切りパイロットは死んでしまうという事が分かります。
ストーリーは命をかけた戦いに臨む子供たちの思いや半生を見せながら、極限状態に直面する子供たちを1人1人描いていく事になります。
究極の鬱アニメです。
かなり容赦のない設定な上に、その話の主人公によってはかなり重いテーマを扱っているので、観終わった後に気持ちが重くなるエピソードも多いです。
それでも多くのファンを獲得しているアニメですので、視聴した人には心に残る作品になると思います。
またアニメ監督もこのままアニメ化する事にためらったみたいで、かなりの原作改変が行われいます(それでも多少マイルドになっただけで、救いようのないストーリーにはなっていますが)
原作ファンの方も視聴注意です。

ジアースの戦闘シーンは重厚さが伝わる作画で悪くは無いのですが、このアニメの見せ場は戦闘シーンでは無いのでロボットの戦闘シーンには期待しない方が良いです。
また主題歌の『アンインストール』は名曲として名高いのでアニメは見ていないけどこの曲は知っているという人もいるかもしれません。

アンインストール 【歌詞付】
私が今まで見たアニメの中で一二を争うほどの鬱アニメですので、体調の良い時にご覧になって下さい。


それでも命や日常の大切さを伝えてくれる、なにかしら心に残る作品です。鬱アニメに耐性がある方はぜひご覧になって頂ければと思います。


では、良きアニメライフを!

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