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アニメ批評その801 ガンダムビルドファイターズ

子供向けにガンダムと聞いておりましたが、もしかしたらおじさん向けかもしれません。
レビュアーはechoさんとなります。

評価:★★★(ガンプラを使った王道熱血バトル)

概要

ガンダムビルドファイターズは、2013年にテレビ東京系列ほかにて放送されたサンライズ制作のテレビアニメ。

市販されているガンプラと、それを用いた架空のシミュレーション競技「ガンプラバトル」をテーマとしている。

全25話。

あらすじ

時は近未来。

アニメ作品『機動戦士ガンダム』のプラスチックモデル。

通称ガンプラが1980年代に一大ムーブメントを巻き起こしてから早幾年。

今、第2次ガンプラムーブと呼ぶべき、新たな波が世界を席巻していた。

その人気を牽引しているのが『ガンプラバトル』の存在である。

仮想空間のCGなどでは無く、制作したガンプラそのものを操作して戦うという、画期的なバトルシステムの登場により、その人気は拡大。

毎年、ガンプラバトル世界大会が開催されるまでに至っている。

本編の主人公、イオリ・セイも、ガンプラを愛し、ガンプラバトル世界大会への出場を夢見る若きガンプラビルダー(制作者)である。

模型店の一人息子と言うこともあり、高いガンプラ制作能力を持つ彼だが、バトルの操縦には疎く、大会に出場しても初戦敗退を続けていた。

そんな彼が、卓越したガンプラ操縦技術を持つ謎の少年、レイジと出会い、コンビを組んで世界大会に挑む!

イオリ・セイ
私立聖鳳学園に通う中等部1年生。
模型店『イオリ模型』の一人息子で幼少の頃からガンプラに親しみ、その製作技術、ガンダムに関する知識力は大人顔負け。
だがガンプラバトルの操縦には疎く、選手権に出場しても初戦敗退を続けている。

レイジ
イオリ・セイが街で出会った謎の少年。
強引でわがままで喧嘩っ早く、世間の常識もあまりわかっていない。
偶然ガンプラバトルに参加することになった彼は初めてであるにも関わらず、卓越した操縦技術を披露する。

コウサカ・チナ
私立聖鳳学園の中等部1年生でクラス委員、美術部に所属。
実家はレストラン『コウサカ』
ガンプラ製作に打ち込むイオリ・セイの姿を見ているうちに、ガンプラバトルに興味を持つようになる。
理知的で控えめな性格。胸も控えめ。

ユウキ・タツヤ
私立聖鳳学園の高等部3年生で生徒会長、模型部の部長も兼任する学園のアイドル。
優れたガンプラ製作能力、バトルの操縦技術を持ち、前回のガンプラバトル選手権の世界大会にも出場した経験を持つ実力者である。
別名、紅の彗星。


ガンダムのプラモデルを作って、バトルする、架空の競技『ガンプラバトル』を中心に描いたアニメです。

この設定で「プラモ狂四郎」を思い出した人はおじさんですw
夕方枠で放送していた児童向けガンプラ販促アニメではあるのですが、ストーリー展開が王道に熱くて、キャラクターも魅力的、バトル作画も良いという大人のお友達でも満足できる内容になっていました。
それもそのはず、脚本&シリーズ構成は「スクライド」「僕のヒーローアカデミア」「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」などで熱いバトルアニメに定評のある黒田洋介さんです。
物語はガンプラが大好きで、ガンプラ制作の技術には一目置かれているビルダー(制作者)だけどバトルはからっきしな少年イオリ・セイと、ガンプラについては何も知らないけどバトル技術が高い不思議な少年レイジが出会い、2人でガンプラバトル世界大会を目指すところから始まります。
ストーリー展開は奇をてらう事無く王道のバトルアニメで、主人公たちの成長や友情を描いていきます。

世界大会で登場するライバルや脇役も個性的で魅力的、ヒロイン達のキャラクターデザインも可愛く、特に後半登場するレイジのライバル「アイラ・ユルキアイネン」はお気に入りのキャラクターです。

ガンダムの知識があれば楽しめる小ネタはたくさんあるのですが、ガンダムに詳しくなくてもストーリーは分かりやすいですし、問題なく楽しめると思います。
ガンダム本編に比べるとストーリー構成は分かりやすいですし、ガンプラのデザインもカッコイイのですがバトルシーンはスーパーロボットよりの展開が多いので「Gガンダム」とかスポコンアニメに近いノリが好きな人におススメです。
もちろんガンダムやガンプラにハマった事がある人なら、間違いなく楽しめると思います。
児童向けアニメとか販促アニメ、と割り切って見ないのはもったいない、熱いアニメなので是非1度見て頂きたい作品です!
では、良きアニメライフを!

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