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アニメ批評その959 遊☆戯☆王5D's

評価:★★(主人公が蟹っぽい)

概要

2008年4月2日から2011年3月30日までテレビ東京系で放送されていたテレビアニメ作品。

集英社『週刊少年ジャンプ』創刊40周年、及び『Vジャンプ』15周年記念作品。

アニメ作品『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の世界観を継承した、『遊☆戯☆王』のテレビ東京系アニメシリーズの3作目である。

前作『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』同様、完全アニメオリジナル作品となっている。


舞台は『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』から数十年後の童実野町「ネオ童実野シティ」。

新主人公不動遊星を中心に物語が展開する。

今作もカードゲームが主軸の物語ではあるが、新概念としてプレイヤーがD・ホイール(バイク)に乗りながらゲームを行う「ライディング・デュエル」が導入された。

デュエルはすべてD・ホイールに乗って行うわけではなく、従来通りのデュエルも「スタンディング・デュエル」と称して行われている。

またメインタイトルからは過去2作につけられていた『デュエルモンスターズ』が外れ、『遊☆戯☆王』のタイトルロゴも新たなデザインに変更された。

ただし、作品世界内でのカードゲームの呼称である『デュエルモンスターズ』は本作中でも継続して使用されている。


これらの舞台設定やアイディアの基礎は『遊☆戯☆王』原作者の高橋和希の発案であり、高橋は他にも主要人物、主要モンスター、D・ホイールのデザインも手がけている。

D・ホイールは「舞台を世界規模に広げるためにその移動手段を用意するのは必然」であるとし、ライディング・デュエルは「前2作において通常のデュエルはやり尽くしたため、続編を作るのであれば新しいデュエルを見せることに挑戦したい」といった理由で作りだされた。

高橋自身は前作『GX』で『遊☆戯☆王』を締めくくるつもりでいたが、シリーズが高橋一人の範疇を超えたメディアミックスを展開していることや、アニメのスタッフと親しかったことなどを理由に本作が最後という気概で仕事を引き受けた。


ストーリー原案は高橋が以前に描いたという読みきり漫画が元になっている。

この時点で「燃え盛るナスカの地上絵の上にそびえる巨大な敵と、それに立ち向かう5人の戦士がバイクで疾走しながら戦う」というダークシグナー編におけるイメージがすでに固まっており、また5人の戦士が転生して戦いが次世代へ引き継がれていくと言う設定も共通している。

なお、高橋がアイディアを提供したのはダークシグナー編までであり、WRGP編のストーリーは全てアニメスタッフによるものである。高橋は「終盤の盛り上がりには感心した」とアニメスタッフを評している。


カードホビー『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』(以下OCGと表記)とタイアップしており、第6期の「THE DUELIST GENESIS」(2008年4月19日発売)から第7期の「EXTREME VICTORY」(2011年2月11日発売)までの約3年間に渡り、アニメに登場したカードを多数収録して販売された。

作中のキーカードである「シンクロモンスター」は強力な効果を持ち汎用性が高いことから登場当初から人気を博し、多くのデッキに採用されることとなった。

あらすじ

舞台は武藤遊戯がいた時代から数十年後の童実野町。

そこはネオ童実野シティと呼ばれ、身分の高低を明確にし上層地帯と下層地帯に分けられている階層社会であり、新エネルギーのモーメントによって稼動するD・ホイールと呼ばれるバイク型デュエルディスクを使用したライディング・デュエルが流行していた。

遊☆戯☆王5D's - Wikipediaより抜粋

遊戯王アニメの第3弾(正確には4作品目)です。
本作は非常に誤解されている部分が多いので、概要欄を長めに取らせて頂きました。
×ストーリーや設定は全てアニオリ
〇原作者の原作者の高橋和希先生ががっつり絡んでる


×ゲームがクソゲー過ぎて不人気だった
〇遊戯王のゲームは大半がクソゲーなので然程の影響は無かった


×アニメが不人気だった
△確かに前作前々作程の人気はありませんでしたが「シンクロ召喚」が強かったせいか、まぁまぁ人気がありました。

それでは主人公の不動 遊星くんをご紹介させて頂きます。
初登場時は18歳で、デッキは戦士族と機械族を中心としたシンクロデッキを使用します。
エースカードは「スターダスト・ドラゴン」

愛車は仲間達の集めたジャンクパーツを組み上げ製作した、二輪の赤いハイブリッドタイプのD・ホイール「遊星号」です。

これに乗りながらデュエルをします。
もう一度言います。
バイクに乗りながらデュエルをします。
コナミさんの商談会で聞いた時は「頭おかしいんじゃないか?」と思いました。
しかも担当者がシンクロ召喚のルールを勘違いしていて、従来の儀式召喚の様な説明をしていたので「それって儀式召喚に毛が生えた程度では?そんなんじゃぁ誰も使いませんよ?」とツッコんだ記憶があります。
実際のシンクロ召喚は非常に強力な効果で、環境を一新させた革新的な要素でした。

「主人公が蟹っぽい」

「バイクに乗ってデュエルとかどうかしてる」

「未来の話だから既存のキャラが出てこなそう」

大人の遊戯王ファンは大体こんな印象を抱いていたのですが、実際はチビっ子にはそこそこウケて、大人の新規ファンの獲得にも成功しております。

◆本作の微妙な点

チョイチョイ作画が危うい時があるのはご愛敬です。
ストーリー的に主人公が無実の罪で逮捕されて投獄されるのが2回もあるのはどうなんだ?とか、高評価をする方が多い割にアニメのレビューサイトでの総合点がめっちゃ低いとか、主人公が有能過ぎて引くとか色々ありますが、

一番は主人公以外のキャラの魅力不足でしょう。
旧作なら社長やら城之内くん等、遊戯王を観た事が無くても聞いた事はある!というキャラがおりましたが、本作にはそれがありません。
遊戯王ファンからすると「本作が遊戯王アニメの中では一番の傑作」と評する方が多いのですが、そうで無い方々すると印象の薄い作品であり、低評価をしている方の割合が多いです。

放送前は「こんなん流行らんやろ」と舐めていた私ですが、思ってよりも面白かったという事と、カードゲームという題材をアニメ化した時の難しさを感じたという点もあり、評価に悩みましたが★2としておきます。
話数が全154話もあるのもマイナス要素で、とても人様に気軽にオススメ出来る感じではありません^^;
遊戯王アニメの中では良作な方ですが、一般的に見たら正直★2でも甘い評価かもしれません。
それでは、良きアニメライフをノシ

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