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アニメ批評その1082 アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】

評価:★★(出来の良いアニメだがソシャゲ原作なので)

↑コチラの続編となります。

良い処も悪い処も前作と同じです。
作画、音楽、原作を踏襲した雰囲気等、ソシャゲ原作とは思えない素晴らしいクォリティーです。
しかし内容はというと、原作勢の方からも「一般ウケしないのは分かってます」と言わしめる様な内容で、正直面白いとは全く思えません。

そもそもなのですが、主人公が所属するロドスと敵対しているレユニオンが戦う必要性に疑問を感じてしまいます。
私が原作未プレイだからだと思うのですが、不治の病の解明に尽力しているロドスとその病の感染者ばかりのレユニオンは本来手を取るべきだと思うのですが、これが全力で殺し合いをしているというのがどうにも納得出来ません^^;
レユニオンは暴徒とそれを利用する悪い奴らで形成されてますので、ロドスと手を組む事が出来ないという事までは理解出来るのですが、ロドスの方は中途半端な人道支援などせずに病の究明に全力を注ぐべきでは無いでしょうか?
特定の国家と手を結んで研究に没頭するでも良いですし、独自勢力であっても人助けをするまではしても、レユニオンとの戦闘は全力で避けるとかすれば人的資源を消費せずに研究出来そうなモノです。

まぁそんな事になってしまったら物語として成立しなくなるので無理なのは分かるのですが、主人公達が戦っている動機や行動にはどうしても共感する事が出来ません。
一応補足で申し上げておきますが、これはアニメのみを視聴しての感想です。
アプリをプレイすればロドスが武力を持って争わざるを得ない理由などが分かるのかもしれませんが「原作が分からないと楽しめないアニメは駄作」という不文律がありますので、その点でいえば本作はソシャゲ原作あるあるの欠点を抱えているという事です。

◆絶望感が足りない

割と絶望的な世界観ではあるのですが、原作未プレイ勢からすると絶望感が足りないと感じるのでは無いでしょうか。
作風的に笑えるシーンを入れたり萌え要素を増やしたりするのが困難という事であれば、絶望路線で行くしかありません。
その路線ですと魔法少女まどか☆マギカ結城友奈は勇者であるなどの絶望感と比べますと、人類がすぐに滅亡しそうという訳ではありませんし、主人公達の未来がどう考えてもお先真っ暗という訳でも無い本作は「絶望感が足りない」と感じてしまいます。
まどマギやゆゆゆでさえ笑えるシーンがありますので、終始暗い雰囲気の本作はその路線で勝負するしか手は無いのでは?と思う次第です。

◆アニメ化の意義

よく分かっていない方は「アークナイツのアニメはつまんねーからアプリももう終わりだなw」みたいな事をおっしゃるのですが、そんな事は全然ありません。
本作のアプリの売上は2020年のリリースから通算して、2023年の売上が最も高くなってます。
アニメ化によって新規ユーザーをどれだけ取り込めたのかは分かりかねますが、既存のユーザーのモチベーションを高めるという点においては成功したのでは無いでしょうか?
売上に関しては月単位で見ると上下が激しいのですが、年単位で見れば概ね安定した収益を出してるのが本作です。

そもそも日本だけでの配信では無く、世界規模で見ると物凄い収益を挙げております。
ソシャゲのアニメ化は成功させるのが非常に困難で駄作が量産されている中、本作の様に原作ファンが喜ぶ様なクォリティーの高いアニメが制作される事は本当に稀です。

アークナイツという作品のアニメ化には大きな意義があったと思う私ではありますが、2023年秋アニメとして観た場合は「面白くないなー」と感じてしまうのは致し方の無い事です。
それでもやはり出来は良いので、評価は前作同様★2とさせて頂きます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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