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アニメ批評その670 闘将!!拉麺男

評価:★(スピンオフしてはダメな作品)

概要

『闘将!!拉麵男』(たたかえ!!ラーメンマン)は、ゆでたまごによる日本の漫画作品。

同作者の別作品『キン肉マン』に登場するキャラクター・ラーメンマンを単独の主役としたスピンオフである。

集英社『フレッシュジャンプ』で1982年から1988年にかけて連載され、1988年にはアニメ化された。

単行本はジャンプ・コミックスとして全12巻が発売された。

32年ぶりの新作が『グランドジャンプ』(集英社)の創刊10周年読み切りとして、2021年18号に掲載された。

あらすじ

ラーメンマンは幼くして、村を襲った馬賊・毒蛇(コブラ)党に目の前で父を殺された。

自らも谷底に落とされながら一命を取り留めた後、一人で何万もの軍勢を倒すことのできるという「超人拳法」の師範・陳宗明に出会い師事する。

12年間の厳しい修行に耐え青年となり、陳より「美来斗利偉・拉麵男」(ビクトリー・ラーメンマン)の名と超人拳法の秘伝書「闘龍極意書」を授かった。

修行のかいもあり父の仇討ちを果たすが、その中で自分の未熟さを痛感し、修行のやりなおしを決意する。

同じように毒蛇党によって孤児となった少年・シューマイが追いすがったため、これを受け入れて弟子とし以後ふたりで修行の旅を続けることになる。

訪れた各地で、ある時は悪人に虐げられる村人を救うために戦い、ある時は超人拳法の秘伝を狙う他流派の拳法家と戦い成長していく。

戦った相手の中からは、後に仲間として共に戦うことになる者も現れる。

闘将!!拉麺男 - Wikipediaより抜粋

子供の頃に大好きだった作品です。
元々キン肉マンの超人の中で一番好きだったラーメンマンがスピンオフで主人公になった時は本当に嬉しかったです。
時は経ち、おじさんになった私は再びこの作品について考えました。

「コレ、スピンオフしちゃダメなヤツじゃね?」
とw
ラーメンマンはゆでたまご先生がご考案されたキャラでは無く、ジャンプ紙上でオリキャラを投稿して作者が気に入ったキャラをキン肉マンの漫画に登場させる、的な企画から誕生しております。
※投稿者は確か小学生だったと記憶しております。
詳細な取り決めとかは無かったでしょうし、キン肉マンに登場した瞬間からキャラの権利は小学生のなんちゃら君の手からゆでたまご先生に移ったのかもしれません・・・
ですが、なんちゃら君はあくまでキン肉マンに登場させたいキャラを描いて投稿した訳であって、まさか別作品の主人公に抜擢される事は全く想定していなかったはずです。
私が当の本人だったら身に余る光栄に喜びを露わにすると思いますが、客観的に見て流石にどうなんだろ?と思った次第です。
もう40年近く前の話なので当時はそれでよかったのかもしれませんが、今だったら間違い無く炎上してるでしょうし、プロの漫画家が小学生の考えたキャラを別作品の主人公にしてしまうというのはどうなんだ?と思います。
加えてキン肉マンに登場するラーメンマンとは別人で、別の世界線にいるラーメンマンという事になってます。
※世界線どころか時代も全然違います。
キン肉マンのラーメンマンは超人で、本作のラーメンマンは拳法家です。
同一人物にすると色々と不都合が生じる訳ですが、キン肉マンと何の繋がりも無いのに人気があるという理由だけでスピンオフ化したのは如何なモノかと思います。

そういった事も含めて本作の評価は★1にしておりますが、ネタ的な意味で本作は結構面白かったりします。
キン肉マンに登場するラーメンマンはとんでもないサイコ野郎なのですが、本作の方は人間味溢れるキャラとなってます。

必殺技もツッコミどころ満載で面白いです。

ちなみに私は毒手使いのガダムさんが好きでした。
わかりやすいかませキャラが登場したり、作中で死んだはずのキャラが何食わぬ顔で生き返って、いつの間にか主人公サイドにいたりと平常運転のゆでワールドに癒されます。
原作が未完で終わっている為アニメを全話観てもスッキリしませんが、

tatakae ramenman op
散々ディスってしまった私ですが、久々にOPを観たら「やっぱりカッコええ!!」と謎に感動してしまいました。

公式サイトで第1話の視聴が可能です。
「ラーメンマンのお父さんはソーメンマンなんだよ」と言っても誰も信じてくれないので、是非コチラの動画でご確認下さい。
何となく三國志北斗の拳が合わさった感じになってますが、お気になさらずに^^;
それでは、良きアニメライフをノシ

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