アニメ批評その831 異世界迷宮でハーレムを
評価:★★(ヒロインの名前が隠語に)
概要
蘇我捨恥による日本のオンライン小説およびライトノベル。
文庫版はヒーロー文庫(当初は主婦の友社刊、現在は主婦の友インフォス刊)より2012年12月から刊行され、イラストは四季童子。
当初は小説投稿サイト「小説家になろう」にて『異世界迷宮で奴隷ハーレムを』(いせかいめいきゅうでどれいハーレムを)というタイトルで2011年4月より投稿されていたが、書籍化の際に変更された。
原作第10巻発売時点でシリーズ累計発行部数は180万部を突破している。
氷樹一世によるコミカライズ作品が『月刊少年エース』(KADOKAWA)2017年5月号にプロローグが掲載、翌6月号より本格連載されている。
2022年7月から9月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
高校生の加賀道夫(ミチオ)は、インターネットの怪しげなゲームサイトで初期設定を完了させた途端、異世界の村に転移していた。
強力なボーナス装備で村を襲った盗賊たちを撃退、村近郊の魔物を退治し、この世界で戦っていける目途がつく。
ベイルの町に移ったミチオは迷宮に潜るなら奴隷を所有してパーティーを組むのがよいと奴隷商人から勧められ、狼人族のロクサーヌを紹介される。
迷宮での稼ぎだけでは期限に間に合わず、賞金首の盗賊を倒して金を作りロクサーヌを購入する。
迷宮都市クーラタルに家を借り引っ越して、迷宮の探索をしながらロクサーヌと甘々な生活を送る。
エロ要素強めの異世界転生モノです。
よくあるヤツです。
この冴えない男が奴隷を買ってパーティーを強化しつつ、エロ事をしつつ、冒険をする物語です。
奴隷1号は三上枝織さん演じるロクサーヌちゃんです。
三上さんといえばゆるゆりのあかりちゃんが印象的なのですが、時を経てあかりちゃんが奴隷になったと考えると胸が熱くなります。
賢く強いロクサーヌですが、夜はベットの上でご主人と運動会です。
本作放送後から「ロクサーヌする」という隠語が生まれ、アニメにおけるエロいシーンで活用されてます。
メインヒロインの名前が隠語になるとはw
タイトルに「ハーレム」と付いてますが、終盤まで女性キャラはこのロクサーヌしか出てきません。
「話数的に他の子はいつ出て来るの?」と思いながら視聴しておりましたが、一人の女性を愛する主人公には好感が持てました。
嘘です。
本当は資金的な問題があっただけで、最終話では鬼の様に買い漁ります。
終盤に登場した奴隷2号は、井澤詩織さん演じるセリーちゃんです。
井澤詩織さんが大好きな私ですが、ナナチが凌辱されている様で興奮心が痛みました。
◆本作の特徴
修正の掛け方が鬼の様で「そこまでする事無くない?」というほどに堅固です。
しかもセクシーシーンは音声も無かったりします。
これは「円盤を買いなさい!」という製作者からのメッセージだと思われますが、こういった理由で円盤を買うのは私の主義に反するので買いません。
でもセリーのぐへへなシーンは観たいので、ちょっと悩みます。
エラー表示は全部同じかと思いきやそうでは無く「局部エラー」はズルいと思いました。
あとこのクソデカフォントが何とも言えない気持ちにさせられます。
決して悪いという訳では無いですし、むしろわかりやすくて良いまでありますが、何とも言えない感じです。
メインヒロイン並みに存在感を放つ奴隷商のアラン。
またGoogleさんに怒られそうなのでリンクは貼りませんが、EDが異種族レビュアーズのノリに近い感じで、一見の価値はあると思います。
わかりやすい設定とストーリーで、女性キャラが魅力的でありながらアランの様なイケオジもいるという良作ですが、TV版には過度な修正を施して「全部観たい人は円盤を買ってね」的なヤリ方は推奨できるモノではありません。
そういった理由で評価は★2ですが、結構面白かったと思いますし、EDのノリを多くの方と共有したいという気持ちもあります。
ですが、オススメはしませんので自己責任でお願いします。
ツイフェミが発狂しそうな内容なので^^;
それでは、良きアニメライフをノシ