アニメ批評その1041 好きな子がめがねを忘れた
評価:★★★(若山詩音さんの可愛さを確認出来るアニメ)
概要
藤近小梅による日本の漫画作品。略称は「好きめが」。
作者がTwitterで発表した後『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)にて、2018年12月号より連載中。
2019年次にくるマンガ大賞コミック部門12位。
2023年7月から9月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
中学生の小村楓(小村くん)は、隣の席の女子・三重あい(三重さん)のことが気になっていた。
ある日、三重さんが眼鏡を忘れて登校。
周囲が見えず何もできない三重さんのために小村くんは彼女の世話をする。
ひどい近眼の三重さんはたびたび小村くんの顔を至近距離で覗きこみ、そのたび小村くんはドキドキする。
その後もことあるごとに眼鏡を忘れる三重さんに小村くんはドキドキし続ける日々を送る。
三重さんも、甲斐甲斐しく接してくれる小村くんが自身にとって特別な人と自覚し始めていく。
中学生同士のラブコメです。
ヒロインの三重さんはとっても可愛い子なのですが、
超絶ド近眼なくせに、よく眼鏡を忘れて登校しちゃいます。
眼鏡が無い三重さんは介護が必要なレベルでポンコツになるので、隣の席で心優しき小村くんが色々とサポートしてあげるというのが本作の基本的な流れです。
ド近眼の三重さんは眼鏡が無い時はめちゃんこ距離が近くなります。
「普通そんなに眼鏡忘れないだろw?」と思われるかもですが、忘れるパターンが色々ある上に眼鏡を壊してしまったとか、間違えて伊達眼鏡を持ってきてしまったというケースもあります。
眼鏡装着時は優しい面持ちの三重さんですが、眼鏡を掛けて無い時は目つきが悪くなるのがなんか好きですw
小村くんに興味を持ち始める三重さん
小村くんに髪を結んで貰う三重さん
体育の授業を頑張る三重さん
小村くんに「あーん」して貰う三重さん
主人公の小村くんも誠実で好感の持てる少年なのですが、とにかく三重さんが可愛くて可愛くて、それだけで視聴する価値を感じるのですが、三重さんが可愛いという事はそれを演じている若山詩音さんも可愛いという事です。
若山詩音さんといえばリコリス・リコイルのたきな役で有名ですが、他にどんな役を演じてるかご存じでしょうか?
無職転生のナナホシとか明日ちゃんのセーラー服の古城さんとかハコヅメ〜交番女子の逆襲〜の川合さんとかを演じてるのですが、言われれば「あー」と思うかもですが、すぐには思い浮かばないと思います。
今回はラブコメのメインヒロインという大役を演じる事となり、ある意味真価が問われる様な状況だったのですが、私の中での採点は120点でした。
この作品が面白いと感じるかどうかは三重さんの可愛さに掛かっている比重が非常に大きく、もし三重さんの演技が「悪くは無いけど普通かな?」くらいのレベルだったら駄作に成り下がっていた可能性があります。
三重さんの天然さは「可愛い」を通り越して「ヤバい」レベルにまで達してしまいそうな感じなので、ギリギリヤバいまで行かずに踏みとどまれたのは若山さんの高い演技力によるモノだと確信しております。
主人公の小村くんは真面目過ぎる処が面白いのですが、ラブコメは面白いだけではダメで、ヒロインにドキドキ出来る様で無いとですよね。
何気ない一言が本当に可愛くて、本作を通じて若山さんのファンになってしまいました。
TVアニメ「好きな子がめがねを忘れた」ノンテロップオープニング|綴「NAME」
制作会社のGoHandsの代表作は生徒会役員共で、まだまだ実績に乏しい会社なのですが、本作はかなり気合を入れてきました。
それはOPをご覧になって頂ければお分かりになるかと思います。
1話目の作画が気合入り過ぎというか、人によってはちょっと酔いそうな感じの演出があるのですが、それは序盤だけなのでご心配なく。
原作は超人気作とは言えませんし、私も大きな期待はしていなかったのですが、内容も作画も演技も全て高水準です。
皆さんも是非視聴して、三重さんの可愛さと若山さんの演技をご堪能して下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ